スバラシネマReview おヒサシネマ!「ジュラシック・ワールド/炎の王国」“恐竜映画シリーズをめぐる30年の記憶” 1993年にスティーヴン・スピルバーグが生み出した“恐竜映画”を、父親と共に映画館に観に行った。たぶん、当時小学6年生だった私にとっては、初めて映画館で観た実写の外国映画だったのではないか。 2025.05.10 スバラシネマReview久々鑑賞☆おヒサシネマ!
2025☆Brand new Movies 「新幹線大爆破」“日本人は「奇跡」に頼らず、確認し、準備し、試し、再確認して、対処する” 日本人は、最後の最後まで偶発的な「奇跡」を信じないし、頼らない。どんなに危機的な状況であっても、まず確認し、準備し、試して、再確認して、対処する。だから、その“危機”を回避し乗り越えた瞬間も、大仰に歓喜に湧いて抱き合ったりしない。ただ静かに安堵し、握手を交わすだけだ。 2025.04.28 2025☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2025☆Brand new Movies 「MEG ザ・モンスターズ2」“2種類のモンスターが噛み合う正しいアップデート” 本作に対して低評価のレッテルを貼るつもりは毛頭ない。なぜなら、どれだけ大雑把で馬鹿馬鹿しい映画であったとしても、本作がモンスター映画として、サメ映画として、そしてジェイソン・ステイサム映画として、真っ当に面白い映画であったことは間違いないからだ。 2025.01.18 2025☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2024☆Brand new Movies 「セーヌ川の水面の下に」“正当な血統を持つ正真正銘のトンデモサメ映画” 本作のタイトルのみを見た人のうち、一体どれだけの人が、このフランス映画の正体が“トンデモサメ映画”であることを感じ取れるだろうか。“どうかしている映画”であることは間違いないが、本作は“サメ映画”の映画史的な文脈に沿った見事なB級パニック映画だった。はっきり言って、「絶賛」したい。 2024.09.23 2024☆Brand new MoviesスバラシネマReview
スバラシネマReview 「ゴジラ-1.0」 “世界に向けた愛すべき「ゴジラ映画」の最適解” 「恐怖」が、戦後直後の復興途中の東京を蹂躙し、街を“再び”焼き尽くす。“恐怖の化身”という言葉がそのまま当てはまる大怪獣に対する畏怖の念は、1954年の第1作「ゴジラ」、そして2016年の「シン・ゴジラ」に勝るとも劣らないシリーズ随一のものだったと、まず断言したい。 2023.11.05 2023☆Brand new MoviesスバラシネマReview
スバラシネマReview 「NOPE/ノープ」 “人を噛んで吐き捨てるものの本当の正体” 苦手な恐怖映画として身構えて見進めたけれど、そんな苦手意識を一蹴するとびきり“ヘンな映画”だった。おかしな映画ではあるが、それは映画を知り尽くした者のクリエイティブだと思えた。 2023.05.27 2023☆Brand new MoviesスバラシネマReview
スバラシネマReview 「非常宣言」“乗り心地の悪いフライトにご注意を” 航空機パニック×感染パニック×韓国映画、その触れ込みから想像し得る映画の構図は、予告編の段階で極めてエキサイティングで鑑賞意欲を掻き立てられた。 2023.01.20 2023☆Brand new MoviesスバラシネマReview
スバラシネマReview 「トロール」映画レビュー “お国柄で済ますには勿体なさすぎるラスト数カット” 想定外に真っ当な怪獣映画であったことは、嬉しい驚きだった。「ゴジラ」シリーズをはじめとする日本が誇る特撮映画を愛好してきた者のとしても、本作には充分に楽しみがいのある“特撮精神”の心得があり、日本の特撮に対するリスペクトも存分に感じられた。 2022.12.10 2022☆Brand new MoviesスバラシネマReview
スバラシネマReview 「ムーンフォール」映画レビュー “甦る超大作B級映画(大好物)の高揚感” やっぱり僕は、ローランド・エメリッヒ監督の「馬鹿」がつくほどの超大作が大好物らしい。中学生の頃に観た「インデペンデンス・デイ」以来のその趣向を改めて思い知った。ネット上の評価は概ね芳しくないようだけれど、僕は断然「大好き」だった。 2022.09.04 2022☆Brand new MoviesスバラシネマReview
スバラシネマReview おヒサシネマ!「ジュラシック・ワールド/炎の王国 」 “原題が指し示す「王国」の真意とその崩落” シリーズ通算5作目(新シリーズ2作目)となる本作が個人的には大好きで、「ジュラシック・パーク」シリーズ全作品の中でも、1位2位を争う優れた娯楽映画だと思っている。 2022.07.22 スバラシネマReview久々鑑賞☆おヒサシネマ!