#SF

スバラシネマReview

スバラシネマex「マンダロリアン(シーズン3)」“「表情」ではなく、「生き方」そのもので描きぬいた異色のヒーロー譚”

「マンダロリアン」がエンターテインメント作品として独創的だったのは、主人公がその素顔を晒さないことが基本的な“ルール”であり、それを作品世界の中で主人公自身が最優先の“信条”としていることだろう。
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スバラシネマex「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」“仮面の奥に隠されていた顔面力に敵も視聴者も引き付けられる”

正直なところ、私はSWファンではありつつも、それほど“敬虔”ではないので、旧三部作で敵対するハットに雇われた賞金稼ぎの一人として登場した“ボバ・フェット”というキャラクターに対しても、愛着はまったくなかった。なぜモブキャラに近い敵キャラがここまで人気で、単体のドラマシリーズまで製作されるのか、理解が及んでいなかった。
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スバラシネマex「マンダロリアン(シーズン2)」“時代劇と西部劇の融合と結実”

シーズン1を観た時点で、本作が日本の時代劇「子連れ狼」のオマージュであることは明らかだったけれど、シーズン2ではそこにアメリカの“西部劇”の要素が強く注ぎ込まれた印象を受けた。
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スバラシネマReview

おヒサシネマ!「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」“前日譚を経たからこそ感じる本作の正しいチープさ”

本作の前々日譚である「キャシアン・アンドー」の2シーズンを観終えて、前日譚である「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を再鑑賞。そして同作のラストでレイア姫が発した「希望です」という台詞が脳裏に焼き付いたまま間髪入れずに、この第一作目を観て、新たな感慨が生まれた。
スバラシネマReview

おヒサシネマ!「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」“無数の名も無き者たちが手繰り寄せた無慈悲な光に心震える”

星をも呑み込む絶望的な“光”が、主人公の二人を包み込む──シーン単体を捉えれば、それは見紛うことなきバッドエンディングであろう。しかし、彼らが成したことの意味とその帰着を理解している我々にとっては、筆舌に尽くしがたいエモーションを覚えずにはいられない。
スバラシネマReview

スバラシネマex「キャシアン・アンドー (シーズン2)」“曖昧な「正義」の境界線上の暗躍を描き出した前日譚の前日譚”

2シーズンに渡った“前日譚”の“前日譚”は、主人公キャシアン・アンドーが、もたらされた「情報」の手がかりを得るために再び基地を出発するという、あまりにも地味で、飾り気のないシーンで完結した。そのあまりにも潔い終幕に、思わず呆気なさを感じてしまうと同時に、深い納得感と感慨が生じていることに気づいた。
2026☆Brand new Movies

「プレデター:バッドランド」“映画史に残り得るアイコンの奇跡の邂逅とタッグ戦を刮目すべし”

そうしてまた新たに製作されたこの最新作は、これまでのジャンル映画の王道を踏襲しながらも、新時代に向けた最高の娯楽作品として結実している。本作ほど“プレデター”のキャラクターとしての人物像を描きこみ、明確な主人公として立ち回る作品は初めてではないだろうか。
2026☆Brand new Movies

「プロジェクト・ヘイル・メアリー」“一人の男が人生の「軌道」を変える、その普遍と王道に涙腺が決壊する”

映画作品に限らず、生来のSF好きとして、終始エキサイティングで、ユニークな映画世界に没頭した。全編通してとても“面白い”類の作品だったので、エンドロールを迎えた瞬間の自分自身の感情の揺れに対して、少し戸惑ってしまった。
2026☆Brand new Movies

「映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城」“バギーの献身から感じるAIとの向き合い方と、ドラ映画への感謝”

80年代生まれの私は、「ドラえもん」のオールドファンと言って間違いない。藤子・F・不二雄の信奉者でもある私にとって、“大長編ドラえもん”シリーズの第4作「のび太の海底鬼岩城」は、言うまでもなく人生におけるフェイバリットである。
2025☆Brand new Movies

「ブゴニア」“複雑化極まる世界の中で、本当の盲信者は誰なのか?”

ヨルゴス・ランティモス+エマ・ストーン──この二人による映画は、いつだってとんでもない。ほぼ事前情報なしで鑑賞したこの“得体”の知れない映画は、最後の最後までその「正体」をひた隠し、愚かで滑稽なこの世界をシニカルに笑い飛ばした。
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