#ミュージカル

2026☆Brand new Movies

「ウィキッド 永遠の約束」“虚構と欺瞞への抗い、物語に閉じ込められた魔女たちの行方”

彼女たちの運命の顛末を描くこの続編の公開を迎えて、今年随一と言ってもいい期待感を覚えると同時に、覚悟せざるを得ない要素もあった。それは勿論、この映画が行き着く先には、「オズの魔法使い」というあまりにも有名な物語の結末が待ち構えているということだ。
2025☆Brand new Movies

「ウィキッド ふたりの魔女」“映画史と現実世界の境界線を越えたアメージングな映画体験”

ありふれた言い回しになってしまうが、そこに表れていたものは、本作の映画世界を通じた「絆」であり、それはこの映画作品がアプローチし描き出しているものが、正真正銘に芳醇であることの証明だと思えた。
2024☆Brand new Movies

「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」“誰得?なこの狂気の映画世界そのものがジョーカーだったのかもしれない”

果てして「彼」は何者だったのか?この“続編”は、ただそのことのみを、哀しく、惨たらしく、容赦なく描き出す。そこにはもはやエンターテイメントと呼べるような要素はほぼない。映画の上映時間いっぱいに「苦痛」が満ち溢れていると言っても過言ではないだろう。
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スバラシネマReview

「ウィッシュ」 “ご都合主義で閉じ込められる歌ウマイケオジ悪王が少々不憫”

「普通」に面白いファンタジー映画だが、ディズニー映画における「普通」は、やはりどうしても“不満足”に寄ってしまうことは否めない。「100周年記念作品」ということで、新たな時代の節目を迎えた巨大帝国ディズニーの新しい挑戦を感じたかったけれど、ベクトルはむしろ逆方向に向けられており、時にあからさま過ぎるほどに懐古主義的な作品だったなと思う。
スバラシネマReview

「RRR」“究極の力技、圧巻の3時間という幸福”

2022年の終盤に映画好き界隈の中で熱狂的な話題になっていたインド映画が、地元のIMAXシアターでリバイバル上映されていたので、これを逃す手はないと勇んで観に行った。一定以上の満足は想定していたけれど、この映画を映画館で観られたことに対して、想定以上の大正解を得られた。
スバラシネマReview

「犬王」映画レビュー “作品内外で奏でられる二人の共鳴”

語られぬ者たちの時代と怨念を超えた狂騒曲。この国が誇る最古の舞台芸術である「能楽(猿楽)」をメインフィールドにして、時代に埋もれた能楽師と名も無き琵琶法師の友情と狂気が、縦横無尽のアニメーション表現の中で描きつけられている。
2020☆Brand new Movies

「キャッツ」映画レビュー “猫の猫による猫のための猫映画”

映画「キャッツ」レビュー・ネタバレ批評・感想  ただひたすらな猫たちの宴。まさに、猫の猫による猫のための猫映画。ストーリーらしいストーリーが無いまま、どんどんとクライマックス的な展開に進んでいく常軌を逸した映画世界に対して、マタタビを嗅がされたように茫然自失状態であった。
2019☆Brand new Movies

「バーフバリ 王の凱旋」<7点>

国内での初公開からまだ2年余りだが、もう既に、日本のボンクラ映画ファン界隈においてもマスターピースとして崇められている脅威のインド映画の完結編をようやく観ることができた。前編(前作)の勢いそのままに、豪華絢爛ら超娯楽が縦横無尽に駆け巡る。続…more
2018☆Brand new Movies

「グレイテスト・ショーマン」<8点>

サーカスが好きである。世界各国から集められた芸達者な精鋭たちが、あの限られた閉鎖的な空間の中で、無限にも感じるイメジネーションを繰り広げるエンターテイメント性は勿論、彼らが当然抱えているであろうパフォーマーとしての人生の機微や、決して綺麗事…more
2017☆Brand new Movies

「シェルブールの雨傘」<7点>

色鮮やかな色彩世界が、徐々に色を抜かれ、ついには雪と夜のモノトーンに終着する。若者たちの、熱く燃え上がった恋はあっけなく霧散した。彼らのことを愚かだとは思わない。ただ若かっただけ。すっかり大人になれば、そりゃ2年なんて瞬く間に過ぎ去り、心変…more
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