Takeru Shiraishi

スバラシネマReview

スバラシネマex「マンダロリアン(シーズン2)」“時代劇と西部劇の融合と結実”

シーズン1を観た時点で、本作が日本の時代劇「子連れ狼」のオマージュであることは明らかだったけれど、シーズン2ではそこにアメリカの“西部劇”の要素が強く注ぎ込まれた印象を受けた。
2026☆Brand new Movies

「226」“いまこの世界のきな臭さに感じる、過去の愚行と悲哀を学ぶ必要性”

本作で描かれる陸軍青年将校らの言動から、当時の日本社会、そして日本人そのものの愚かさと悲しさは感じられた。意気込んで颯爽とクーデターに臨んだ青年将校たちの鼻息の荒さが、「現実」を目の当たりにし、一転して打ちひしがれ、消沈し、尻込みする姿には、単なる愚かさを超えた哀しさを覚えた。
2026☆Brand new Movies

「ザ・コンサルタント2」“ヤバい兄弟たちの愛すべきジャンル映画”

ベン・アフレックが、天才会計士で、元軍人で、現敏腕殺し屋で、さらには高機能自閉症というアイデンティティを持つあまりにも荒唐無稽な男を演じたジャンル映画の続編。個人的には、“待望”の続編と言って間違いなく、結論から言ってしまえば、本作も非常に楽しめた。
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スバラシネマReview

おヒサシネマ!「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」“前日譚を経たからこそ感じる本作の正しいチープさ”

本作の前々日譚である「キャシアン・アンドー」の2シーズンを観終えて、前日譚である「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を再鑑賞。そして同作のラストでレイア姫が発した「希望です」という台詞が脳裏に焼き付いたまま間髪入れずに、この第一作目を観て、新たな感慨が生まれた。
スバラシネマReview

おヒサシネマ!「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」“無数の名も無き者たちが手繰り寄せた無慈悲な光に心震える”

星をも呑み込む絶望的な“光”が、主人公の二人を包み込む──シーン単体を捉えれば、それは見紛うことなきバッドエンディングであろう。しかし、彼らが成したことの意味とその帰着を理解している我々にとっては、筆舌に尽くしがたいエモーションを覚えずにはいられない。
スバラシネマReview

スバラシネマex「キャシアン・アンドー (シーズン2)」“曖昧な「正義」の境界線上の暗躍を描き出した前日譚の前日譚”

2シーズンに渡った“前日譚”の“前日譚”は、主人公キャシアン・アンドーが、もたらされた「情報」の手がかりを得るために再び基地を出発するという、あまりにも地味で、飾り気のないシーンで完結した。そのあまりにも潔い終幕に、思わず呆気なさを感じてしまうと同時に、深い納得感と感慨が生じていることに気づいた。
スバラシネマReview

おヒサシネマ!「耳をすませば」“30年の年月と共に変容した輝きと、寝床に向かう娘の言葉”

観るつもりではなかったけれど、金曜ロードショーで放送されていた本作を、つい最後まで観てしまった。本当は、ちょうど主人公と同じ年齢の娘と一緒に観てみたかったけれど、彼女は映画の序盤でさっさと寝床に向かってしまった。
2026☆Brand new Movies

「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~ 」“「視点」の分散が生んだ違和感とバランス感覚の難しさ”

想像していた以上に、“バランス感覚”に苦慮した映画なのだろうと感じた。製作陣はもちろん、我々観客側においても、この作品に対峙する姿勢や思想をどう保つかによって、本作がもたらす価値は大いに揺らぐ。
スバラシネマReview

スバラシネマex「ばけばけ」“ウラメシな旅路の先の他愛もないスバラシな日々”

放映終了からほぼ一ヶ月が経過した。見逃していたというよりも、敢えて据え置いていたスピンオフの4話を鑑賞し、その流れのまま本編最終週を観返した。4月下旬の日曜日、早く起きたその朝に、改めてむせび泣いた。
2026☆Brand new Movies

「プレデター:バッドランド」“映画史に残り得るアイコンの奇跡の邂逅とタッグ戦を刮目すべし”

そうしてまた新たに製作されたこの最新作は、これまでのジャンル映画の王道を踏襲しながらも、新時代に向けた最高の娯楽作品として結実している。本作ほど“プレデター”のキャラクターとしての人物像を描きこみ、明確な主人公として立ち回る作品は初めてではないだろうか。
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