Takeru Shiraishi

2026☆Brand new Movies

「クライング・ゲーム」“もう少し退屈であれば、人間の「性」をもっと深めたかもしれない”

観終わってもなお、この作品の“類”を端的に表すのは難しいと感じた。なかなか一筋縄ではいかないそのストーリーテリングは、その重層感も含めて、アカデミー賞脚本賞の栄誉に相応しかったのだろうと思える。
2026☆Brand new Movies

「天城越え」“少年の衝動と映画的不条理、それをすべて支配し許容させる田中裕子の艶”

最後に描き出される少年の“ある衝動”。14歳の少年を突き動かしたその衝動の正体は何だったのだろうか。映画上ではとても唐突に、そして伝わりにくく表現されているため、鑑賞者の多くはキョトンとし、その不条理感に困惑してしまうことも否めないだろう。
2026☆Brand new Movies

「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」“堂々巡りの先、それでも世界は彼に新たな「視界」を求め続ける”

新年早々、膨大な映像的物量へ身を投じた。まず大前提として、本作が映画作品として面白いか、面白くないかという主観以前に、その映画体験への価値は揺るがないと思う。
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☆ALL TIME BEST CINEMA 100☆

“随時変動” ALL TIME BEST CINEMA 100 !

<TKL ALL TIME BEST CINEMA 100>随時変動!生涯ベスト100!(2023年1月28日現在)
2026☆Brand new Movies

「男はつらいよ 奮闘篇」“時代の風景の中の寅さんに見る、当時の人々が生きた記憶”

2026年の映画初め。4年連続で「男はつらいよ」でのスタートと相成った。正月期間中のぽっかりと空いた余暇時間に、さあ映画でも観ようかと思い立ったとき、“寅さん”の映画世界の空気感が、妙にしっくりと自分の心持ちにフィットするようになった。
☆スバラシネマAWARDS☆

スバラシネマAWARDS☆2025“勧善懲悪が成立しない時代、映画は多彩な「正義」を生み続ける”

今年の映画ライフを象徴する言葉は、「正義」だったと思う。実生活の仕事においても、「正義」というキーワードをキャッチコピーに用いた案件が進行中ということもあり、個人的な価値観においても、改めてその言葉の意味と立ち位置に思いを巡らせることが多かった。
スバラシネマReview

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」“誇り高く戯け続けた者たちへ、改めてあの言葉で感謝を捧げる”

半年間の遅れを巻き返して、何とか全話を2025年内に観終えることができた今、思うことは、やはり現代のエンタメ好きの一人として、このドラマを避けることは出来なかったし、もしあのままスルーしてしまっていたならば、それは自覚のない不幸を背負うことだったとすら思う。
2025☆Brand new Movies

「ロボット・ドリームズ」“犬とロボットが織りなす普遍的で美しい出逢いと別れ”

“特別”ではない出会いと、別れ。それはきっと、この世界に生きるほとんどすべての人たちが、知らず知らずの内に繰り返している人生の機微だろう。一つの友情や愛情が、人生を通して何十年も続くこともあろうし、決して手放したかったわけではないのに、いつの間にか途切れ、霧散してしまうこともある。
2025☆Brand new Movies

「ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン」“教会内を支配する光と闇が、人間の本質を浮かび上がらせる”

ダニエル・クレイグが名探偵“ブノア・ブラン”を演じるミステリーシリーズ第三弾。
過去二作においても、“007”のパブリックイメージからの脱却と、オリジナルの名探偵像の構築に成功してきたダニエル・クレイグだが、本作では長く伸びた髪に髭も蓄え、風貌的にもすっかりと板についた名探偵を好演している。
2025☆Brand new Movies

「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」“F先生の「SF」の物足りなさを噛み締めながら、来年の名作リメイクを待ちたい”

年の瀬の休日の午後、暇を持て余している息子と共に、久しぶりにドラえもん映画を鑑賞した。
来年(2026年)、ファン待望の「のび太の海底鬼岩城」のリメイク作公開を控えるなか、息子ももう小学5年生。一緒にドラえもん映画を観るのは、来年が最後になるかもしれないな。
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