2025☆Brand new Movies 「カンバセーション…盗聴…」“追悼ジーン・ハックマン 晩年の悪辣老人たちの中年の危機を見ているよう” 2025年2月、ジーン・ハックマンの訃報が届いた。追悼の意味も込めて、1974年公開の本作を鑑賞した。 フランシス・フォード・コッポラ監督による陰謀に巻き込まれる盗聴技師を描いたポリティカルサスペンス――と思って観始めたが、映し出された映画世界は想定とは大いに異なるものだった。 2025.03.13 2025☆Brand new MoviesスバラシネマReview
スバラシネマReview スバラシネマex「キャシアン・アンドー」(シーズン1)“今この世界で最も重要な「決意」をひたすらに描く渋すぎるSWドラマ” 混迷する世界は今、強権で傲慢な政治の支配力が日に日に強まっている。 世界の権力者たちは、大衆の生活苦や格差を狡猾に利用し、私たちの“足元”を縛り付けることで、選択の余地を狭め、判断する気力を削ぎ、彼らの「正義」へとコントロールしている。 2025.03.02 スバラシネマReviewスバラシネマex
2025☆Brand new Movies 「ファーストキス 1ST KISS」“今度はきっと上手く餃子を焼けただろう” この映画の主人公たちほどは、自分たちの夫婦関係はすれ違っていないつもりではあるけれど、彼らが織りなすその関係性の変化とそれに伴う悲喜劇は、それでもダイレクトに突き刺さる部分が多かった。 2025.03.02 2025☆Brand new MoviesスバラシネマReview
スバラシネマReview おヒサシネマ!「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」“創造主のあまりにも高い先見性と英断” 本作の革新性はそれこそ星の数ほども存在するのであろうけれど、「A long time ago in a galaxy far far away….(遠い昔、遥か彼方の銀河系で…)」から始まるあまりにも有名なオープニングクレジットからそれは示されている。 2025.02.22 スバラシネマReview久々鑑賞☆おヒサシネマ!
スバラシネマReview スバラシネマex「オビ=ワン・ケノービ」“三船敏郎が演じた世界線では、本作の主演は真田広之だったかもな” 私はSWの映画作品を一通り追って楽しんでいる程度のライトなファンではあるけれど、“オビ=ワン・ケノービ”というキャラクターに与えられた立ち位置は、“アナキン・スカイウォーカー”に纏わる「悲劇」に対する「戦犯」の一人だと、個人的に思っている。 2025.02.21 スバラシネマReviewスバラシネマex
2025☆Brand new Movies 「ヴェノム:ザ・ラストダンス」“このまま離れ離れになるには口惜しい愛着感” 稀代のダークヒーローたちの最後の闘いは、鑑賞前の自分自身の想定以上に胸に沁みた。シリーズ3作を通じて、僕はこのダークヒーローに対して、“愛着”を育んでいたのだということに気づいた。 そう、その愛着感こそが、本シリーズとしての最大の課題であり、達成した最たる成功要素だと思える。 2025.02.15 2025☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2025☆Brand new Movies 「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜」“3Dアニメ特有の誰得?感が拭えない” 人気アニメシリーズやゲームの“3Dアニメ化”という企画がしばしば実現し公開されるが、「その需要は一体どこにあるのだろう?」と、非常に懐疑的に思う。 2025.02.11 2025☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2025☆Brand new Movies 「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」“稀代のアウトローの若き日を描いた真っ当な冒険活劇” “Disney+”を契約しているが、気がつけば「スター・ウォーズ」シリーズの世界観を彩るあらゆるスピンオフドラマやアニメシリーズが溢れかえっていて、「ああ、とてもじゃないが全部は観られないな」と途方に暮れている。 2025.02.11 2025☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2025☆Brand new Movies 「愛にイナズマ」“マスクで隠して演じきる私たちの社会に雷を” とてもバランスが悪くて、歪で(いびつで)、テーマに対して美しく整えられた映画ではなかった。でも、愛さずにはいられない映画だった。 否定的なことを多く綴るかもしれないけれど、まず、私自身はこの映画が「好き」と言っておきたい。 2025.02.08 2025☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2025☆Brand new Movies 「真実の行方」“名優となってしまった故の新人俳優のインパクト低減と、もう一つの衝撃” 結論から言うと、法廷劇を主体としたサスペンス映画として、“本来”は時代を超えても色褪せない良作だったと思う。ただし、致し方ない一つの要素が、1996年公開当時にあったはずのインパクトを大いに低減させてしまっていることは否めない。 2025.02.02 2025☆Brand new MoviesスバラシネマReview