「名探偵コナン 紺青の拳」“スーツケースで密入国はしたくない”

2024☆Brand new Movies

評価:  3点

Story

19世紀末に海賊船と共にシンガポール近海に沈んだとされる、世界最大のブルーサファイ ア“紺青の拳”。現地の富豪が回収を目論み、表舞台にその姿を現した時、マリーナベイ・ サンズにて殺人事件が発生。現場には、怪盗キッドの血塗られた予告状が残されていた―-。 Filmarksより

 

Review

相変わらずというかなんというか、繰り広げられる事件、アクション、サスペンス、すべてにおいて「なんだそりゃ…」の連続。娘と二人で観ながら、終始ツッコミっぱなしだった。

映画作品に限らず、原作漫画の展開ももれなくそうだが、「名探偵コナン」というコンテンツは、もはやミステリーを楽しむものではなく、半笑いのツッコミを放ち続け、観終わった後もそれを共有した人たちと「いやーひどかったなあ」と言い合うまでが“セット”の娯楽なんだろう。

本作はシンガポールが舞台だが、例によって大仰なスペクタクル展開によって観光の象徴たるマリナーベイ・サンズがほぼ「崩壊」する。
最近では、映画の舞台に選ばれた街が、その崩壊を含めて観光PRとして歓迎しているフシすらある。
映画シリーズとしての品質はまったく評価できないけれど、1997年から劇場版を公開し続け、2コロナ禍真っ只中の2020年のただ一回を除いて、27作も連ねてきたことは純粋にスゴいと思う。

なんだかんだ言って単行本は全巻揃えているくせに、今までは積極的にコナン映画を避け続けてきたけれど、改めて“ツッコミ映画”として観ていこうかなとも思ったり思わなかったり。

 

Information

タイトル 名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)
製作年 2019年
製作国 日本
監督
脚本
原作
声の出演
林原めぐみ
鑑賞環境 TV(地上波)
評価 3点

 

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画像引用:https://animeanime.jp/article/2024/04/12/83855.html

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