☆ALL TIME BEST CINEMA 100☆

“随時変動” ALL TIME BEST CINEMA 100 !

<TKL ALL TIME BEST CINEMA 100>随時変動!生涯ベスト100!(2023年1月28日現在)
スバラシネマReview

おヒサシネマ!「Love Letter(4Kリマスター)」“30年間のあらゆる記憶を巻き込んで、手紙のように残り続ける”

岩井俊二の『Love Letter』を初めて観たのは、1999年だった。劇場公開から4年が経過していて、当時高校3年生だった私は、レンタルビデオ(VHS)で本作を初鑑賞した。 鮮烈だった。
2025☆Brand new Movies

「ミッキー17」“期待の最高潮に乗り切れなかった名匠の大失敗作”

ずばり結論から言ってしまうと、「失敗作」だったと思う。「駄作」ではなく、あえてそう言いたい。
昨年トレーラーを初めて観た段階から、2025年再注目の作品の一つであることはもちろん、個人的には「No.1」候補の筆頭だったのだけれど、結果的に総じてインパクトに欠ける作品だったことは否めない。
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スバラシネマReview

スバラシネマex「おむすび」“ヒロイン不在を支えた二人の女性像”

ほぼ全話をリアルタイムで見届けて、最終話を見終えたときの率直な印象は、「中途半端なドラマだったな」ということだった。
「朝ドラとはこういうもの」と言われれば確かにそうかもしれないと思うと同時に、もう少し何とかならなかったか、いや、何とかできたはずだという口惜しさが終始残るドラマだった。
2025☆Brand new Movies

「あんのこと」“或る「事実」に対する怒りと悔しさを、歪めずに直視する”

週末深夜、先刻までエンドロールが流れていたテレビの光が消えて、暗い部屋の中で思わず天井を仰いだ。「つらい…つらいな」と、一人何度もつぶやきながら、静かに寝床に就いた。
2025☆Brand new Movies

「フォールガイ」“描かずにはいられなかった映画世界にサムズアップを”

バスター・キートン、チャールズ・チャップリンの時代から、アジアではジャッキー・チェン、そしてトム・クルーズに至るまで、「映画」とは“アクション”の歴史だ。映画の撮影時に「アクション!」という号令と共に撮影が開始されることからも、それは明白だろう。
2025☆Brand new Movies

「カンバセーション…盗聴…」“追悼ジーン・ハックマン 晩年の悪辣老人たちの中年の危機を見ているよう”

2025年2月、ジーン・ハックマンの訃報が届いた。追悼の意味も込めて、1974年公開の本作を鑑賞した。 フランシス・フォード・コッポラ監督による陰謀に巻き込まれる盗聴技師を描いたポリティカルサスペンス――と思って観始めたが、映し出された映画世界は想定とは大いに異なるものだった。
スバラシネマReview

スバラシネマex「キャシアン・アンドー」(シーズン1)“今この世界で最も重要な「決意」をひたすらに描く渋すぎるSWドラマ”

混迷する世界は今、強権で傲慢な政治の支配力が日に日に強まっている。 世界の権力者たちは、大衆の生活苦や格差を狡猾に利用し、私たちの“足元”を縛り付けることで、選択の余地を狭め、判断する気力を削ぎ、彼らの「正義」へとコントロールしている。
2025☆Brand new Movies

「ファーストキス 1ST KISS」“今度はきっと上手く餃子を焼けただろう”

この映画の主人公たちほどは、自分たちの夫婦関係はすれ違っていないつもりではあるけれど、彼らが織りなすその関係性の変化とそれに伴う悲喜劇は、それでもダイレクトに突き刺さる部分が多かった。
スバラシネマReview

おヒサシネマ!「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」“創造主のあまりにも高い先見性と英断”

本作の革新性はそれこそ星の数ほども存在するのであろうけれど、「A long time ago in a galaxy far far away….(遠い昔、遥か彼方の銀河系で…)」から始まるあまりにも有名なオープニングクレジットからそれは示されている。
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スバラシネマex「オビ=ワン・ケノービ」“三船敏郎が演じた世界線では、本作の主演は真田広之だったかもな”

私はSWの映画作品を一通り追って楽しんでいる程度のライトなファンではあるけれど、“オビ=ワン・ケノービ”というキャラクターに与えられた立ち位置は、“アナキン・スカイウォーカー”に纏わる「悲劇」に対する「戦犯」の一人だと、個人的に思っている。
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