#ラブストーリー

2026☆Brand new Movies

「クライング・ゲーム」“もう少し退屈であれば、人間の「性」をもっと深めたかもしれない”

観終わってもなお、この作品の“類”を端的に表すのは難しいと感じた。なかなか一筋縄ではいかないそのストーリーテリングは、その重層感も含めて、アカデミー賞脚本賞の栄誉に相応しかったのだろうと思える。
2025☆Brand new Movies

「ナミビアの砂漠」“嫌悪感と魅惑の先に存在する河合優実という甘美”

色々な意味で、「意味不明」な映画と言っていいだろう。それはストーリー自体が難解だとか、映画の作りが複雑だということではなくて、「人間」そのものの普遍的で根幹的な不条理と、それに伴うどうしようもない“面倒臭さ”を、特異な主人公像を通じて描き出しているからだったと思う。
スバラシネマReview

おヒサシネマ!「風立ちぬ」“脳裏によみがえる12年前の空の青”

戦後80年の夏、お盆休みの最終日。劇場公開以来12年ぶりに「風立ちぬ」を観た。改めて、本作を象るものは、純真な狂気だったと思う。そこに描きつけられていたものは、現代人や凡人、そして彼ら以外の他人には理解し難く、あるいは理解する必要もない、孤独で崇高な美意識だった。
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2025☆Brand new Movies

「ANORA アノーラ」“「対価」を受け取り、それでも彼女は生きていく”

ネオンに彩られたNYの夜の街、セックスワーカーとして生きる“持たざる者”の彼女が、失ってしまったものは何だったろうか。そして、この悲しく、虚しい数日間で、彼女が得たものは何だったのか。
2025☆Brand new Movies

「HERE 時を越えて」“喜びも、悲しみも、いつもここから”

自分自身、結婚をして、子どもが生まれて、ちょうど10年前に家を建てた。“家”の中で家族で過ごす時間は、あまりにも有り触れていて、普段その価値を見出すことはなかなかできないけれど、最近ふとした瞬間に「ああ、これが幸せというものかもしれないな」と感じることがある。
スバラシネマReview

おヒサシネマ!「Love Letter(4Kリマスター)」“30年間のあらゆる記憶を巻き込んで、手紙のように残り続ける”

岩井俊二の『Love Letter』を初めて観たのは、1999年だった。劇場公開から4年が経過していて、当時高校3年生だった私は、レンタルビデオ(VHS)で本作を初鑑賞した。鮮烈だった。
2025☆Brand new Movies

「フォールガイ」“描かずにはいられなかった映画世界にサムズアップを”

バスター・キートン、チャールズ・チャップリンの時代から、アジアではジャッキー・チェン、そしてトム・クルーズに至るまで、「映画」とは“アクション”の歴史だ。映画の撮影時に「アクション!」という号令と共に撮影が開始されることからも、それは明白だろう。
2025☆Brand new Movies

「ファーストキス 1ST KISS」“今度はきっと上手く餃子を焼けただろう”

この映画の主人公たちほどは、自分たちの夫婦関係はすれ違っていないつもりではあるけれど、彼らが織りなすその関係性の変化とそれに伴う悲喜劇は、それでもダイレクトに突き刺さる部分が多かった。
スバラシネマReview

おヒサシネマ!「Love Letter」“中山美穂という唯一無二の偶像を想い続ける”

12月に入り最初の週末は、何かクリスマス映画を観ようと予定していたのだけれど、12月6日、その夜は急遽この映画を観ずにはいられなかった。高校生の頃から何度も観てきたけれど、今夜ほど全編通して心が揺さぶられたことはない。
2024☆Brand new Movies

「劇場版 からかい上手の高木さん」“脳内補完でとなりの席の高木さんを思い出す”

「からかい上手の高木さん」は、原作を長らく漫画アプリで無料で読んでいたのだけれど、四十路を超えた立派なおじさんである私は、次第に二人が織りなす甘酸っぱさと眩しさにたまらなくなってしまい、先日ついに単行本を購入し始めた。
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