#犯罪映画

2026☆Brand new Movies

「シャドウズ・エッジ」“生き残り続ける二人のロートルに賞賛と共にムチを打つ”

とっくに“高齢者”と呼ばれる年齢に達した稀代のアクションスターにおいては、当然ながら老いや衰えを感じる。そこには、「ポリス・ストーリー」の時代のように、エネルギーがほとばしるアクションやユーモラスは鳴りを潜め、無表情で一見しょぼくれた、“ロートル”としてのキャラクター性がすっかり板についている。
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ!「スワロウテイル<4Kリマスター>」“そして、また私は現実と「円都」の境界線を見失い続ける”

およそ30年前、たぶん中学3年生だった私は、レンタルビデオ店で1本の日本映画を借りてきて、自室で一人鑑賞した。その映画は、当時“趣味”として映画を観始めたばかりで、地元の映画館で封切られる大衆向けの娯楽映画を中心に観ていた中3の少年にとっては、とても艶めかしく、猥雑で、エキセントリックだった。
2026☆Brand new Movies

「LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン」“10年以上の旅路を経て、ついに一行はあの怪人のもとへ”

本作のストーリーは、まさに劇場版第一作の冒頭シーンに着想を得たストーリーテリングであり、ついに小池健監督が牽引してきたこの「LUPIN THE IIIRD」シリーズが、“複製人間”の前日譚に辿り着いたことに、素直に高揚感を覚えた。
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2025☆Brand new Movies

「爆弾」“令和の怪人スズキタゴサクの狂気と憂鬱”

もはや“怪人”のような謎の男と、密室で対峙して繰り広げられる文字通りの“爆弾サスペンス”。容赦なく死傷者数が積み重なっていく展開には、映画内での絶望感を越えて、現実社会そのものが薄っすらと感じ始めている一種の「終末感」を覚えた。
2025☆Brand new Movies

「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」“沈みゆく水の都で、藻掻き再浮上する名探偵の苦悩”

過去作と比べると、題材の知名度や舞台の華やかさでは劣るため、決して豪華絢爛とは言えず、地味な映画世界ではあったけれど、ミステリのテーマと映像的な世界観が合致した完成度の高さがあったと思う。
2025☆Brand new Movies

「ビーキーパー」“現実世界のフラストレーションを打破する「養蜂家」の痛快”

横行する振込詐欺グループの“巣窟”を、殺人マシーン、いや“養蜂家”のジェイソン・ステイサムが急襲する。荒唐無稽なキャラクター設定による、ニヤニヤが止まらないアクション展開は、あまりにも非現実的だけれど、それを確固たるエンターテインメントとしてまかり通すのがステイサム映画というもの。
2025☆Brand new Movies

「ナイトメア・アリー」“下劣な見世物小屋に奥に待ち受ける鏡、そこに映った「怪物」の正体”

「見世物小屋」の記憶が、薄ぼんやりではあるけれど脳裏に残っている。縁日の人だかりの奥に、その即席の小屋は建てられていて、おどろおどろしく、どこか淫靡な雰囲気で描かれた看板を、子どもながらに“遠慮”して遠目で見ていた記憶。
2025☆Brand new Movies

「真実の行方」“名優となってしまった故の新人俳優のインパクト低減と、もう一つの衝撃”

結論から言うと、法廷劇を主体としたサスペンス映画として、“本来”は時代を超えても色褪せない良作だったと思う。ただし、致し方ない一つの要素が、1996年公開当時にあったはずのインパクトを大いに低減させてしまっていることは否めない。
2024☆Brand new Movies

「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」“誰得?なこの狂気の映画世界そのものがジョーカーだったのかもしれない”

果てして「彼」は何者だったのか?この“続編”は、ただそのことのみを、哀しく、惨たらしく、容赦なく描き出す。そこにはもはやエンターテイメントと呼べるような要素はほぼない。映画の上映時間いっぱいに「苦痛」が満ち溢れていると言っても過言ではないだろう。
2024☆Brand new Movies

「ヤクザと家族 The Family」“共感はしない。それでも、そこには人生があり、家族がある”

現代のこの国における“ヤクザ”という存在と、彼らが織りなす“家族”の物語。タイトルそのままの映画であり、故に極めてアンバランスで、安易な感情移入をさせないシビアさと、心地悪さに溢れた映画世界であった。
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