「RRR」“究極の力技、圧巻の3時間という幸福”

スバラシネマReview

評価:  10点

Story

舞台は1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム。大義のため英国政府の警察となるラーマ。熱い思いを胸に秘めた男たちが運命に導かれて出会い、唯一無二の親友となる。しかし、ある事件をきっかけに究極の選択を迫られることに。彼らが選ぶのは、友情か?使命か? Filmarksより

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Review

2022年の終盤に映画好き界隈の中で熱狂的な話題になっていたインド映画が、地元のIMAXシアターでリバイバル上映されていたので、これを逃す手はないと勇んで観に行った。
一定以上の満足は想定していたけれど、この映画を映画館で観られたことに対して、想定以上の大正解を得られた。

S・S・ラージャマウリ監督の前作「バーフバリ」を鑑賞したときも、その圧倒的なスペクタクルにクラクラしたものだったが、今回はその時を完全に上回る鑑賞体験だった。
作品的な好みもあろうが、やはりこういう映画は劇場鑑賞するかしないかで雲泥の差が生まれ得るものだろう。(「バーフバリ」は自宅鑑賞だった)
今回、IMAXで鑑賞できたことは本当にラッキーなことだったのだと痛感した。

“漢”同士のぶつかり合い(とじゃれ合い)をこれでもかと見せ続けるストーリー展開には、躊躇もなければ、遠慮もない。
ニッコニコの友情シーンから、キレッキレのダンスシーン、バッチバチの対決シーン、そしてガッチガチの共闘シーンに至るまで、二人の主人公の存在感のみで描き、映画という舞台に叩きつけている。

荒れ狂う大海原のように展開するストーリーも物凄い。
大英帝国支配下のインドを舞台とした友情劇と復讐劇と逆襲劇が、幾重にも折り重なり、インド映画でしか成立しないような豪胆なストーリーテリングを見せる。
そのストーリーは、中途半端な規模や心意気の映画であれば、とてもじゃないが成り立たないだろう。
あらゆる常識の範疇を超越して、ただただひたすらに大娯楽を追求した映画世界にのみ許される文字通りの「神話」であった。

もうそこに、既成の理屈なんてものは存在しない。
2時間を超える映画は流行らないとか、映画は配信の時代になるなんていう浅い固定概念なんて蹴散らし、映画という娯楽の楽しさが爆発しているようだった。

究極の力技映画。その圧巻の3時間は、「幸福」と呼んでいい。

 

「バーフバリ 伝説誕生」<8点>
話題の超大作インド映画をようやく鑑賞。評判に違わぬ豪華さ、熱さ、美しさを堪能できる「流石、インド映画!」という仕上がり。 物凄い映像的物量を目の当たりにしながら、感覚としては、超豪華絢爛な舞台劇を観ているような特殊な娯楽的…more

 

Information

タイトルRRR
製作年2022年
製作国インド
監督
脚本
撮影
出演
鑑賞環境映画館(IMAX・字幕)
評価10点

 

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画像引用:https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-features/rrr-costume-designer-fashion-dance-off-1235276437/

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