スバラシネマReview おヒサシネマ!「ジュラシック・ワールド」 “惨劇の「教訓」を無視したある意味現実的な世界線” 前シリーズ3部作で、人間の“神の真似事”による惨劇を散々目の当たりにしたはずなのに、ついに完成してしまった禁断のアミューズメントパーク。“パーク”から“ワールド”へと屋号を変えて描き出されたこの新シリーズの第一作目は、良くも悪くもド派手な映画だ。 2022.07.18 スバラシネマReview久々鑑賞☆おヒサシネマ!
スバラシネマReview おヒサシネマ!「ジュラシック・パーク」 “姉弟の叫び声と共に再び恐竜王国へ” 最新作「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の劇場鑑賞前に、シリーズ全作を見返してみようと思いたち、1993年の第一作を久しぶりに鑑賞。劇場での初鑑賞から二十数年あまり、幾度も見返していると思うが、映画史に残る娯楽超大作のエンターテイメントは決して色褪せない。 2022.07.18 スバラシネマReview久々鑑賞☆おヒサシネマ!
2022☆Brand new Movies 「狂った野獣」映画レビュー “車内はみんな狂ってる!” 主演の渡瀬恒彦が、スター俳優であるにも関わらず、走行中のバイクからバスに飛び乗り、自ら運転する大型バスをド派手に横転させる、ノースタントで。世の好事家たちの文献から聞き及んではいたけれど、この時代の渡瀬恒彦は“ヤバい”。 2022.03.27 2022☆Brand new Movies
2021☆Brand new Movies 「ドント・ルック・アップ」映画レビュー “THE 地球、最高で、最悪” こんなにも笑えないブラックコメディは初めてかもしれない。「今」この瞬間の世界の実態を詰め込んだような強烈な社会風刺と、世界の終末。登場人物たちと、彼らが織りなす社会の滑稽さが極まるほどに、“笑う”余裕などなくなり、胸糞悪さを超えて、もはや恐怖を感じてくる。 2021.12.26 2021☆Brand new Movies
2020☆Brand new Movies 「クロール -凶暴領域-」映画レビュー “ハリウッドリメイク版「半地下の家族(違う)」” 競泳選手の娘が、ワニと洪水の恐怖の渦を得意の“クロール”で泳ぎ切り、父娘の絆を取り戻す話。と、この映画のプロットを文面にすると極めて「馬鹿」みたいだけれど、そういう馬鹿馬鹿しさを、大真面目にパニック映画として映し出すことこそが、“B級映画”としての醍醐味だろうと思う。 2020.11.23 2020☆Brand new Movies
2020☆Brand new Movies 「エクスティンクション 地球奪還」映画レビュー “暗い瞳のマイケル・ペーニャと寂しい食卓” 95分という尺がSF映画としても、題材としても、適切であり小気味いい。必要以上に期待することなく、また勘繰る間もなく、まるで短編のSF漫画やSF小説を堪能したような感覚を覚えた。 2020.05.09 2020☆Brand new Movies
2020☆Brand new Movies 「復活の日」映画レビュー “それでも人類は「Life is wonderful」と唱え続ける” 驚いた。何という圧倒的なスペクタクルだろうか。新型コロナウイルス感染症の蔓延とそれに伴う悲劇が、全世界的に収束しない今の時世において、このSF映画が描き出したパニックと世界の“終末”は、決して大袈裟ではない。 2020.04.25 2020☆Brand new Movies
2020☆Brand new Movies 「FLU 運命の36時間」映画レビュー “盛々の「娯楽」と、鑑賞者ではいられない「現実」” この韓国版“パンデミック映画”は、人間の愚かさとそれに直結する恐ろしさを、盛りだくさんのパニック描写の中で描きぬいている。決して綺麗事では済まされない人間の「性質」を遠慮なしに描きつけている部分が、非常に韓国映画らしく、ドスンと重い。 2020.04.04 2020☆Brand new Movies
2020☆Brand new Movies 「シャークネード カテゴリー2」映画レビュー “NYは記録的な「降サメ量」にご注意ください” “Z級映画”史上屈指のムーブメントを引き起こし、カルト的に人気を勝ち得た“禁断”のサメ映画シリーズ第二弾。パート1も確かに言葉を失ってしまうくらいに“どうかしている”作品だったけれど、このパート2にして完全なる“イカれ映画”として堂々爆誕している。(映画「シャークネード カテゴリー2」レビュー・ネタバレ批評・感想) 2020.03.01 2020☆Brand new Movies
2020☆Brand new Movies 「シャークネード」映画レビュー “ようこそ!Z級映画の「沼」の入り口へ” “Z級映画”とはうまく言ったもので、確かにAとかBとかCとかいうレベルでは測りきれない。圧倒的なチープさと一抹の魅力が癖になるというムーブメントも分からなくはない。(映画「シャークネード」ネタバレ批評・レビュー・感想) 2020.02.24 2020☆Brand new Movies