「シャークネード」映画レビュー “ようこそ!Z級映画の「沼」の入り口へ”

2020☆Brand new Movies

評価: 3点

Story

メキシコ湾で発生した3つの台風は海を渡り、海中にいたサメたちを吸い上げながら巻き込み、そのままサメごとロサンゼルスへと進んだ。その結果、ロサンゼルス市民は暴風と豪雨だけでなく、”台風によって飛来したサメたち”の襲撃に悩まされることとなった。バーを経営しライフガードを務める心配性の男・フィンは、その未曾有の大惨事の中、家族を守るべく、空を舞うサメとの死闘に臨むのであった。 Wikipediaより

シャークネード
人喰い鮫 (シャーク)× 巨大竜巻 (トルネード) 突如、カリフォルニア・ビーチを襲ったハリケーン。 荒波と共に現れたサメが、人々を喰い尽くしていく。 だが、それは恐怖の始まりにすぎず、 サメの大群を巻き込んだ巨大な竜巻が発生! 未曾有の猛威が、アメリカを絶望の渦に陥れる!!

 

Review

いやはや……。ウワサには聞いていたが、もはやどう形容すべきか分からん。
“Z級映画”とはうまく言ったもので、確かにAとかBとかCとかいうレベルでは測りきれない。
圧倒的なチープさと一抹の魅力が癖になるというムーブメントも分からなくはない。

もはや映像的なチープさや、ストーリー展開の幼稚さを突っ込むべきものではない。
相応の「覚悟」を持って観始めたつもりだったが、それでも特に序盤の低レベル加減には、なかなか耐えきれぬものがあった。
低予算のテレビ映画だとはいえ、よくもまあこの程度の映像作品を大の大人が作り出すものだ。

ただ、逆に言うと、その限られた予算の中でも、何かしら面白味のあるモンスター映画を作ろうという、作り手たちの気概というか、“真剣な馬鹿さ”みたいなものは伝わってくる。

そして、この手の最低レベルのテレビ映画が、アメリカではずうっと昔から量産し続けられているわけで、そこには製作者側にも、視聴者側にも、芳醇で寛容な文化の幅のようなものを感じる。

こういう低予算映画の文化と需要が存在し、売れていない俳優やスタッフらを含めた“映画人”たちに、可能な限り「仕事」が分配され、下支えされているからこそ、彼の国の映画産業は強大なのだとも思う。

全編通してあんぐりと口を開けっ放しにせざるを得ない“サメ映画”だったが、流石Z級映画としては異例のシリーズ化もされ、一つのムーブメントを生み出した作品だけあって、べっとりと拭い去れない娯楽性は感じられた。
特にクライマックスの怒涛のトンデモ展開は、この作品のシリーズ化を確定させた要素なのだろう。

無論、そういうトンデモ映画は嫌いじゃないわけで。
シリーズ最新作のトレーラーを観てみると、更に更に常軌を逸した世界観が広がっていることは明らかだった。
「沼」にハマるのは怖いが、恐る恐る踏み入ってみようか。

 

Information

タイトルシャークネード SHARKNADO
製作年2013年
製作国アメリカ
監督アンソニー・C・フェランテ
脚本サンダー・レヴィン
撮影ベン・デマリー
出演アイアン・ジーリング
タラ・リード
ジョン・ハード
キャシー・スケルボ
ジェイソン・シモンズ
鑑賞環境インターネット(Amazon Prime Video・字幕)
評価3点

 

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画像引用:https://youtu.be/GJRRH0nR1Uo

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