#テレビドラマ

スバラシネマReview

スバラシネマex「VIVANT」“タイトル周りや主人公の正体のミスリードを想像しつつ続編を待つ”

基本的にテレビドラマは観ないのだけれど、この「VIVANT」は春先の制作発表の段階から観ようとは思っていた。映画作品主演級が揃い踏みの豪華キャストと、「半沢直樹」シリーズや「下町ロケット」シリーズを生み出した福澤克雄をはじめとする制作スタッフに対する信頼感がその決め手だった。
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スバラシネマex「らんまん」“夫婦ふたり、一歩一歩踏みしめた地べたから今日も新しい種が芽吹く”

「この花の名前が知りたい」と、母を亡くしたばかりの少年は心に刻み、ただその一念を貫き通して人生を繰り広げる。主人公と、彼を愛して、彼を支えた人たちの人生と、生きた時代は、決して安閑とした日々ばかりではなかったけれど、その様々な生き様はどれも勇敢で、愛おしい強さに溢れていた。
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スバラシネマex「殺しに来た男」 “無慈悲な初期から次に進めることが大切”

ある場所に迷い込んだ人間が、堂々巡りの時空間の中に放り込まれてしまい、永久に抜け出せなくなるという話は、媒体問わず様々なSF作品で描き出された題材で、本作もその一つと言える。
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スバラシネマex「見知らぬ我が子」 “そして二人きりになる”

岩井俊二が無名の映像作家時代に監督した深夜ドラマ用の短編作が何作か存在することは無論知っていた。流石に観る機会はないだろうと思っていたが、メルカリでふと「initial イニシャル~岩井俊二初期作品集~」なるBOXの存在があることを知り、衝動買いした。
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スバラシネマex「舞いあがれ!」“男女6人航空学校物語が同じ世界線だったことを忘れがち”

長崎県の五島列島に行ったことはないけれど、この朝ドラの第一週を観て「ああ、五島列島に行ってみたい」と思ったし、半年後の最終週を観て改めて「ああ、やっぱり五島列島に行ってみたい」とちゃんと感じさせたこのドラマのあり方は正しかったと思う。
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スバラシネマex「ちむどんどん」“半年間のちむもやもやを耐え忍んだ達成感”

結局、「ちむどんどん」とは何だったのか?最終回からはや2ヶ月、このこびりつくようなモヤモヤは、善し悪しは別にして(いやそれは分かりきっているが)、今年を象徴する一つのトピックスだったと言えよう。
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スバラシネマex「カムカムエヴリバディ」“「100年」だからこそ真価が深まる反復の物語”

「100年の物語」とイントロダクションで明示されていた“本当の意味”を、僕はこのドラマの最終盤に至るまで実は理解していなかったのかもしれない。一口に「100年」と言うのはあまりに簡単だけれど、その年月を通じて紡ぎ出されたひとつの「家族」の物語がなんと芳醇なものかと、怒涛の最終週で思い知った。
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スバラシネマex「おかえりモネ」“天地を巡る「水」のように人生は循環していく”

極端にスローなストーリテリングの中で、ヒロインをはじめとする登場人物たちが実は抱え続けている「後悔」や「苦悩」が、徐々に、本当に少しずつ詳らかにされていく。優しくて、脆くて、でも人間の芯の部分では確かな強さも持っている人たち。これはそういう“普通”の人間たちが、人生の中で刻み込まれた何かしらの「傷」を、「時間」の経過と共に見つめ続ける物語だった。
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スバラシネマex.「大豆田とわ子と三人の元夫」 “人生は無様で、時々唐突にドラマチック”

語り出したらキリがないドラマだし、観るタイミングや、鑑賞者の人生観、人生模様、家族関係や生活環境によっても、くるくると印象と感情が移り変わるだろう。総じて言えるのは、人生って無様だけれど、面白いということ。
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スバラシネマex「おちょやん」“「人生は喜劇だ」と言える人間の強さと愛しさと”

“終戦”を迎えた主人公・千代が、抱え込んできた悲しみと鬱積を吐き出すように、かつて自分が女優を志すに至った「原点」である戯曲『人形の家』の台詞を繰り返し唱える。それは、憧れの象徴だった人様の台詞が、自分自身の言葉になった瞬間だった。
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