#ミステリー・サスペンス

2020☆Brand new Movies

「トランス・ワールド」映画レビュー “面倒な撮影手法などなくともタイムパラドックスは描けるわけで”

手塚治虫や藤子・F・不二雄のSF短編にありそうなサスペンスとホラーとエモーショナルがギュッと詰まった“小話感”が小気味いい。トータル的な“低予算感”は否めないけれど、それ故の“掘り出し物感”もあり、満足度は高かった。
2020☆Brand new Movies

「TENET テネット」映画レビュー “孤高の映画監督の美学と弱点”

混濁する時間の渦に放り込まれた名もなき主人公が、世界を救うために奔走する。「行為→結果」の理が反転する時間逆行の世界の中で、彼が救うのは「未来」なのか「過去」なのか。映像と思考の迷宮に“惑う”ことこそがこの映画の醍醐味。
2020☆Brand new Movies

「The Witch/魔女」映画レビュー “狂気のダークヒロイン誕生に刮目せよ”

ある瞬間、愛らしい田舎娘の無垢な顔つきが、まさしく「魔女」そのものの狂気に包まれ、爆発する。そのダークヒロインを務めた若き韓国人女優の“表現”は圧巻で、それ一つ取ってもこの映画の娯楽性は揺るがないと思える。
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2020☆Brand new Movies

「新聞記者」映画レビュー “この国全体の怯えと共に、闇は益々深まる”

ラスト、彼が示したものは、この国の「限界」か。それとも、未来のための「一歩」か。8年ぶりに総理大臣が変わったこの国の人々は、大きな希望も期待も持てぬまま、諦観めいた視線で国の中枢を眺めている。諦めを理由に無知でいることは罪だ。
2020☆Brand new Movies

「七つの会議」映画レビュー “半沢直樹は出てきません、あしからず”

「半沢直樹」のように分かりやすく英雄的な主人公が不在の作品なので、より生々しい分、分かりやすいカタルシスは得られない。結果として、非常にモヤモヤしたものを抱えつつ、今自分自身が身を置く場所の風景を訝しく眺める羽目になるだろう。
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ!「誘拐」“昭和の大俳優の漢気は時代を超えて生き続ける”

お盆休みの最中、訃報が飛び込み、渡哲也が亡くなったことを知る。こんな時代だからこそ、顔面からあふれ出る胆力ですべてを表現する俳優力と漢気には、絶大な魅力と共に喪失感を感じる。
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ!「大誘拐 RAINBOW KIDS」“ほな、また来年の夏に”

北林谷栄も、緒形拳も、名優たちは当の昔に亡くなってしまったけれど、この最高に痛快な娯楽映画を観ている間は、初見時と変わらず活き活きと躍動し、芳醇なエンターテイメントに包み込んでくれる。
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ!「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」“On your left!”

2014年の劇場公開から6年、通算4度目の鑑賞。鑑賞した日付を振り返ってみると、ちょうど2年スパンで再鑑賞に至っていることが、自分のことながら興味深い。
2020☆Brand new Movies

「エクスティンクション 地球奪還」映画レビュー “暗い瞳のマイケル・ペーニャと寂しい食卓”

95分という尺がSF映画としても、題材としても、適切であり小気味いい。必要以上に期待することなく、また勘繰る間もなく、まるで短編のSF漫画やSF小説を堪能したような感覚を覚えた。
2020☆Brand new Movies

「ペンギン・ハイウェイ」映画レビュー “若さ故のエゴイズムと変態性の物足りなさ”

想像以上に荒唐無稽で摩訶不思議な物語が、少年の初恋と成長を紡ぐ。その儚さと、脆さと、幼さ、そしてそれらと同時に内在する果てしなさ。そういう普遍的なジュブナイル性が、瑞々しく綴られた美しいアニメーションだった……とは思う。
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