評価:
7点Story
最重要指名手配犯を捕まえるべく、インターポールが世界中に発する国際手配書 “レッド・ノーティス”は、FBIの凄腕プロファイラー、ジョン・ハートリー (ドウェイン・ジョンソン) にとっては出動の合図。指名手配犯を追って世界中を飛び回る中、はめられたハートリーは、世界中の警察が追う美術品泥棒”ビショップ” (ガル・ガドット) を捕まえるため、不本意ながらも悪名高い美術品泥棒ノーラン・ブース (ライアン・レイノルズ) と手を組み、大胆不敵な強盗計画に乗り出すことになる。 Filmarksより
『レッド・ノーティス』予告編 - Netflix騙すか、騙されるか。最重要指名手配犯を捕まえるべく、インターポールが世界中に発する国際手配書、それが"レッド・ノーティス"。ところが、ある大胆不敵な強盗計画が、FBIの凄腕プロファイラー (ジョンソン) とライバル同士の2人のお尋ね者 (ガドット、レイノルズ) の3人を引き合わせることになり、事態は予想もつかない...
Review
“Rock”のような強大な筋肉系アクションスター、“Wonder”に強く神々しい美女、不遇という俳優としての“Dead”を幾度も越えてきた愛すべき人気俳優、今やハリウッドにおいても最も愛されていると言ってもいい3人のスターによる三つ巴。そんな娯楽大作が面白くならないわけがない。
勿論、今年ナンバーワンの傑作!だとか、映画史に残るアクション映画!などと言うつもりはない。
アクション映画の「質」としては有り触れたものであり、新鮮味などは殆ど皆無だ。
“ベタ”で、幾つもの過去作の“トレース”と言ってしまっていいだろう。けれど、同時に、そういう娯楽映画の系譜をしっかりと踏襲した真っ当な娯楽映画であることも間違いない。
監督は、ローソン・マーシャル・サーバーなる人物。誰かと思えば、同じくドウェイン・ジョンソン主演のパニックアクション「スカイスクレイパー」の監督じゃんか。
「スカイスクレイパー」も、過去のパニックアクションの“お約束”をもれなく踏襲した隠れた傑作だったので、本作の娯楽力も納得だ。
最新のNetflix映画ではあるが、作品自体のコンセプトやアプローチは、もはや古典的で古臭いとも言える。
でも、1980年代生まれで、90年代のハリウッド映画で育ってきた映画ファンとしては、こういう映画には愛着を持たずにはいられない。
終盤唐突に発される“ヴィン・ディーゼル”ネタのジョークには笑った。
Information
タイトル | レッド・ノーティス RED NOTICE |
製作年 | 2021年 |
製作国 | アメリカ |
監督 | ローソン・マーシャル・サーバー |
脚本 | ローソン・マーシャル・サーバー |
撮影 | マルクス・フェーデラー |
出演 | ドウェイン・ジョンソン |
ライアン・レイノルズ | |
ガル・ガドット | |
リトゥ・アリヤ | |
クリス・ディアマントポロス | |
アイヴァン・ムバコプ | |
ヴィンチェンツォ・アマート | |
ラファエル・ペタルディ | |
セス・マイケルズ | |
鑑賞環境 | インターネット(Netflix・字幕) |
評価 | 7点 |
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画像引用:https://www.netflix.com/title/81161626
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