スバラシネマReview

2005☆Brand new Movies

「マシニスト」

人間、“1年間眠ることができない”なんてことは起こりうることではなく、そんな人間の状態なんて想像しがたいものだが、この映画の主人公の姿を目にすれば、「ああこうなるんだ」ということを疑わないだろう。それほどに、主演俳優クリスチャン・ベールのゲ…more
2005☆Brand new Movies

「エル・マリアッチ」

じっとりとへばり付くようなメキシコの熱気と、犯罪が氾濫する街の雑踏が、ロドリゲスの原点にふさわしい刺激的な映像感覚で並べ立てられる。主人公の男のとんでもない“不運”をあくまでドライにカラっと描くストーリーの質が映画に相応しかったと思う。ただ…more
2005☆Brand new Movies

「ソウ SAW」

とにかく、痛々しすぎる密室における緊張感は一見の価値はある(と言うか痛々し過ぎて2度、3度と見ようとは思わない)。全編に張り巡らされた伏線と、“密室”という設定を存分に生かしたアイデアも見事だったと思う。終盤、クライマックスにおいて、それま…more
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2005☆Brand new Movies

「宇宙戦争(1953)」

正直、バリバリのVFX映画の完成形であるスピルバーグ版「宇宙戦争」を観た後では、ビジュアルの弱さに気後れしてしまうことは否定できない。映画としての緊張感という点でも、一方的に宇宙人に侵略され続けるという絶対的な絶望感を感じることがなかった。…more
2005☆Brand new Movies

「ゴーストワールド」

きっと、ティーンの悩みなんてものは、世界中そう大差ないのだと思う。誰しも、自分自身と周囲の環境との不具合について葛藤するのだ。この映画の主人公の少女をはじめとして、その親友、得体の知れないコレクター、街の住人たち、彼らはそれぞれとても“変わ…more
2005☆Brand new Movies

「レイクサイド マーダーケース」

まるで秀逸な舞台劇のように対峙する俳優たちの演技で展開されるこのサスペンスは、暗くて深い湖の底のような場所へ観客を誘う。“辛辣”という言葉だけでは覆うことができない“混沌”と“闇”にまみれた世界が映し出される。これは映画である。が、事実でな…more
2005☆Brand new Movies

「恋に落ちる確率」

映画という文化は常に新しい感覚を求め続けるものだ。そして、この遠い北の国で生まれた新鋭監督の処女作は、とても変てこで、新しい映画だと思う。主人公の男が迷い込む不思議でとめどない世界。果たして、この映画世界が描くものの正体は何なのだろう?登場…more
2005☆Brand new Movies

「穴/HOLES」

「穴」というタイトル通り、ストーリー自体にも実際“穴ぼこ”だらけのような気もする。でも、それを「残った穴は想像で埋めて」と終幕で言い切ってしまうユーモアがこの映画の最大のウリであろう。登場人物たちも、物語も、設定も、どこかヌケている。そうい…more
2005☆Brand new Movies

「シン・シティ」

またモノスゴイ映画が生まれたと思う。あらゆる意味で“遠慮”がない映画というものは、それだけで価値があり偉大だ。特異なモノクロームで映し出される犯罪と混乱の街“シン・シティ”。アメコミから生まれ、ロドリゲス監督が描き出したこの新たな映画世界に…more
2005☆Brand new Movies

「ファンタスティック・フォー【超強力ユニット】」

アメコミブーム、ヒーロー映画ブームもそろそろ臨界点で、正直なところ新鮮味がなくなっているのは確実だと思う。加えて、近年の秀逸なヒーロー映画の数々では、見事なビジュアルのアクション性はもはや当然の要素となっており、主人公であるヒーローの内面を…more
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