
とにかく、痛々しすぎる密室における緊張感は一見の価値はある(と言うか痛々し過ぎて2度、3度と見ようとは思わない)。
全編に張り巡らされた伏線と、“密室”という設定を存分に生かしたアイデアも見事だったと思う。
終盤、クライマックスにおいて、それまでの雰囲気を無視してやけにバタバタとし始めて、正直「なんだよこの終わり方は~(lll ̄■ ̄;llllllΣ)」と思いかけたところで、真の結末を見せる顛末には、まんまと衝撃を受けた。
ああいう終わり方は、この種類の映画にふさわしく、この「SAW」という映画の結末に合致していると思う。
すなわち、“SAW”とは、重要な小道具であるノコギリを示すと同時に、「見ていた」という要素をあらわすものなのではないか。
ただしかし、犯人の正体を筆頭に色々と腑に落ちない点も多い。冷静に考えると強引すぎるようにも思う。
それが描かれなかった「謎」なのかは疑問だが、良い意味でも、悪い意味でも、全然眼中になかった続編「SAW2」に対する好奇心は膨らんだことは確かだ。
後味も、「良い」か「悪い」かで言えば、断然「悪い」。
しかし、この後味の悪さは、サスペンス映画としての確固たる“売り”だ。
「ソウ SAW」
2004年【米】
鑑賞環境:DVD
評価:8点


コメント
ソウ
今回は闘う女達ではありませんがビデオを観たので紹介します。
「ソウ」104分 2004年アメリカ製作
出演 ダニー・グローヴァー、ケーリー・エルフィンス
「対角線上の壁に足首をつながれた状態で目を覚ました二人の男が、互いを殺せと命じられるサスペンスホラ…