2006☆Brand new Movies

2006☆Brand new Movies

「ミュンヘン」

この映画で描かれるものは、人間の歴史をそのまま形どっていると言って過言ではない長く果てしない「憎しみの螺旋」の“一端”だ。当然ながら、そこには“正義”も“悪”もない。あるのは、ただ“報復”の繰り返し。だからこそ、そこに関わるすべての人間たち…more
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「ロード・オブ・ウォー」

世界における武器の広がり、そして常時勃発している戦争および紛争。それは、どう考えたって、この世界の悲劇的な“絶対悪”であるはずだ。なのに、決してそれは無くなりはしない。全世界が否定するにも関わらず、絶え間なく続くこの情勢に関する問題は、とて…more
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「フライトプラン」

序盤から中盤までの映像から溢れるサスペンスフルな雰囲気は、観客を引き込むに充分なものがあったと思う。ストーリー自体も、常に「疑惑」がつきまとった良い展開を見せていたと思う。だが、クライマックスにかけて、荒唐無稽なアクション映画に転じてしまっ…more
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「ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer」

最近初めてテレビシリーズを全編観たので、「特別篇」に続いてこの「映画」を観た。まあ、テレビシリーズの終盤から感じてきたことだけれど、「謎」を引っ張るだけ引っ張っておいて、結局、悪魔的な要素で半ば強引に結論付けてしまうのはどうかと思う。決して…more
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「THE 有頂天ホテル」

脚本家であり、劇作家であり、映画監督である三谷幸喜という“喜劇人”が好きな人であれば、彼がどういう物語の様式を選んだ時に、もっともその「笑い」に対する創造性が発揮されるかよく知っていると思う。それは、「ある限られた場所と時間の中で、様々な人…more
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「トニー滝谷」

小説の映画化作品というものは、多々あるけれど、この映画ほどその文体そのものが映像の中に浮かび上がってきそうなくらいに、世界観と心情が伝わってくる映画は無かった。第三者によるナレーションを語り口とし、主人公たちにも「文体」を語らせることが、上…more
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「dot the i ドット・ジ・アイ」

<<ネタバレアリ!!>>この映画は、スリラーなのか?ラブストーリーなのか?そういう一種の「違和感」に、冒頭から中盤まで惑わされる。そして、もしかしたら物凄く中途半端な駄作なんじゃないかと“疑心暗鬼”になってくる。しかし、その曖昧さこそ、この…more
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「セックスと嘘とビデオテープ」

「トラフィック」「エリン・ブロコビッチ」「オーシャンズ11」の俊英スティーブン・ソダバーグ監督のデビュー作。この大人のセックスに関する事象と繊細な感情を描いた作品を、若干26歳で撮ったというのだから、そら末恐ろしかっただろう。掻い摘んで言っ…more
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「ビッグ・リボウスキ」

まさにコーエンブラザーズ節全開の映画である。どこまでもシュールでブラックな「可笑しさ」が貫き通される。まともなヤツなんて一人も出てこないハチャメチャな人間模様の中に、欲と犯罪が入り混じったドミノ倒し的なストーリーが繰り広げられる。キャラクタ…more
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「皇帝ペンギン」

2006年、記念すべき一発目は、昨年一本も観ていない“ドキュメンタリー映画”となった。ドキュメンタリー映画自体が嫌いというわけではないのだけれど、必然的に「脚本を追えない」分、やはり退屈という感を持つ場合が多い。ただ、至極当然なことだけれど…more
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