
まさにコーエンブラザーズ節全開の映画である。
どこまでもシュールでブラックな「可笑しさ」が貫き通される。
まともなヤツなんて一人も出てこないハチャメチャな人間模様の中に、欲と犯罪が入り混じったドミノ倒し的なストーリーが繰り広げられる。
キャラクターそれぞれが何かしら「変」なわけだから、ストーリーがまともに展開するわけもなく、ほとんど収拾がつかなくなる。
が、そこを絶妙なところで拾い上げ、きっちりまとめ上げるあたりが、コーエン兄弟らしい。
ヘンテコなキャラクターを(ある意味)きっちり演じきる俳優たちも素晴らしい。特に脇役だけれど、ビミョーに若いスティーブ・ブシェミが相変わらずなんかイイ☆
んー、コーエン兄弟の監督作品は、どれも言葉では伝えきれない良さがあるように思う。なんだか巧く文章にならない。そういう部分が、この映画人兄弟の秀でたところなのだろう。
「ビッグ・リボウスキ The Big Lebowski」
1998年【米】
鑑賞環境:DVD
評価:7点


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