おヒサシネマ!「パラサイト 半地下の家族 モノクロ Ver.」 “この顔面に世界がひれ伏した”

パラサイト半地下の家族モノクロ 久々鑑賞☆おヒサシネマ!

パラサイト半地下の家族モノクロ

評価: 10点

Story

過去に度々事業に失敗、計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク。そんな甲斐性なしの夫に強くあたる母チュンスク。大学受験に落ち続け、若さも能力も持て余している息子ギウ。美大を目指すが上手くいかず、予備校に通うお金もない娘ギジョン… しがない内職で日々を繋ぐ彼らは、“ 半地下住宅”で 暮らす貧しい4人家族だ。 公式サイトより

『パラサイト 半地下の家族』モノクロ版予告編
『母なる証明』などのポン・ジュノが監督を務め、第72回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した人間ドラマ。裕福な家族と貧しい家族の出会いから始まる物語を描く。ポン・ジュノ監督作『グエムル -漢江の怪物-』などのソン・ガンホをはじめ、『新感染…more

 

Review

2021年の映画初めは、昨年2020年の実質的な“No.1”作品だった大傑作韓国映画の1年ぶりの再鑑賞。
“モノクロ Ver.”なるものがNetflixで配信されていたので、また違った趣向でこの大傑作を堪能することができた。
モノクロームの映像世界により、この作品が持つ「闇」がより一層にくっきりと際立っていた。

半地下家族による“ケイパームービー”的な序盤の娯楽性から、ある出来事をきっかけに一気に展開されるこの映画の狂気と凶暴性、そしてこの社会そのものの「闇」の表現が、やはり圧倒的だった。
恐ろしく、おぞましく、居心地の悪さもあるが、問答無用に「面白い!」映画的なパワーは、この先何度観ても圧巻だろうと思う。

演じる韓国の俳優陣は皆尽く素晴らしい。
コメディ、サスペンス、スリラー、と大きく波打つストーリーテリングの中においても、俳優たちの実在感がしっかりと際立ち、現代社会を映し出す人間ドラマとして成立させている。

その中でも特に素晴らしいのは、やはりソン・ガンホだ。
韓国映画界が誇るこの名優の顔面力は、この映画により文字通り国際的な「顔」となっただろう。

 

「パラサイト 半地下の家族」映画レビュー “僕たちの無計画な計画はいつから始まっていたのでしょうか?”
映画「パラサイト 半地下の家族」レビュー・ネタバレ批評・感想  本当に裕福な者たちは、自らが“上流”に居ること自体の意識がない。“下流”に住む貧しい者たちの存在などその認識から既に薄く、蔑んでいることすら無意識だ。

 

Information

タイトル パラサイト 半地下の家族 Parasite
製作年 2019年
製作国 韓国
監督 ポン・ジュノ
脚本 ポン・ジュノ
ハン・チンウォン
撮影 ホン・ギョンピョ
出演 ソン・ガンホ
イ・ソンギュン
チョ・ヨジョン
チェ・ウシク
パク・ソダム
イ・ジョンウン
キム・チュンスク
鑑賞環境 インターネット(Netflix・字幕)
評価 10点

 

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パラサイト 半地下の家族 モノクロVer.を観る | Netflix
半地下住宅に暮らす貧しい4人家族。家庭教師を務めることになった長男を皮切りに、豪邸に住む裕福な一家の生活に入り込んでいく。世界を席巻した映画のモノクロ版。

画像引用:https://www.netflix.com/jp/title/81336373

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