#ミステリー・サスペンス

スバラシネマReview

おヒサシネマ!「M:I:Ⅲ(ミッション:インポッシブル3)」“スパイ映画のジレンマを炙り出すシネフィルらしい映画術”

「ミッション:インポッシブル」シリーズを、アクション映画史に残る傑作シリーズへと次のレベルに引き上げたのは、本作に続くシリーズ第4作目“ゴースト・プロトコル”だったと思うけれど、振り返って再鑑賞してみると、この第3作目が極めて大きな役割を果たしていたことに気付かされる。
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「ミッション:インポッシブル」“イーサン・ハントに憧れて買った眼鏡の記憶”

中学生の頃、初めて買った眼鏡は、細い黒縁で楕円のレンズが囲まれたデザインのものだった。眼鏡屋でたくさん並ぶ商品の中から、そのデザインの眼鏡を私が選んだ理由は、「イーサン・ハントの眼鏡に似ている」と思ったからだ。
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おヒサシネマ!「新幹線大爆破」“50年の歳月を経て2つのスペクタクル映画が繋ぐ怒りと娯楽性”

20年前に本作を鑑賞した時の衝撃はことさら大きく、公開当時の日本映画界の「熱量」に圧倒されたことをよく覚えている。改めて1975年に生み出された本作を鑑賞してみると、その娯楽性は、やはりこの時代にしか生まれ得なかったのだと痛感する。
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2025☆Brand new Movies

「新幹線大爆破」“日本人は「奇跡」に頼らず、確認し、準備し、試し、再確認して、対処する”

日本人は、最後の最後まで偶発的な「奇跡」を信じないし、頼らない。どんなに危機的な状況であっても、まず確認し、準備し、試して、再確認して、対処する。だから、その“危機”を回避し乗り越えた瞬間も、大仰に歓喜に湧いて抱き合ったりしない。ただ静かに安堵し、握手を交わすだけだ。
2025☆Brand new Movies

「名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)」“バカばかりのストーリーテリングに失笑が止まらない”

前週に引き続き、テレビ放映を子どもたちと共に横目で追いつつ、お決まりの荒唐無稽なストーリーテリングに終始“ツッコミ”を入れまくる。
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ!「名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)」“総ツッコミの恒例を生む映画文化のあり方”

最新作公開に合わせた三週連続のテレビ放映を子供らが観ていたので、見るともなく鑑賞。年間鑑賞本数のための数稼ぎで最後まで観たのだが、過去の鑑賞記録を振り返ってみると、20年以上前に既に鑑賞済みだった。
2025☆Brand new Movies

「カンバセーション…盗聴…」“追悼ジーン・ハックマン 晩年の悪辣老人たちの中年の危機を見ているよう”

2025年2月、ジーン・ハックマンの訃報が届いた。追悼の意味も込めて、1974年公開の本作を鑑賞した。フランシス・フォード・コッポラ監督による陰謀に巻き込まれる盗聴技師を描いたポリティカルサスペンス――と思って観始めたが、映し出された映画世界は想定とは大いに異なるものだった。
スバラシネマReview

スバラシネマex「キャシアン・アンドー」(シーズン1)“今この世界で最も重要な「決意」をひたすらに描く渋すぎるSWドラマ”

混迷する世界は今、強権で傲慢な政治の支配力が日に日に強まっている。世界の権力者たちは、大衆の生活苦や格差を狡猾に利用し、私たちの“足元”を縛り付けることで、選択の余地を狭め、判断する気力を削ぎ、彼らの「正義」へとコントロールしている。
2025☆Brand new Movies

「真実の行方」“名優となってしまった故の新人俳優のインパクト低減と、もう一つの衝撃”

結論から言うと、法廷劇を主体としたサスペンス映画として、“本来”は時代を超えても色褪せない良作だったと思う。ただし、致し方ない一つの要素が、1996年公開当時にあったはずのインパクトを大いに低減させてしまっていることは否めない。
2025☆Brand new Movies

「ヘルドッグス」“日本映画が生んだ悪人たちの狂騒劇に歓喜する”

ズバリ面白かった。バイオレンス系のアクション映画において、日本映画は長らく韓国映画界に大きな溝を空けられていたが、本作はその状況に対するカウンターパンチになり得る一作だったと思う。
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