#日本映画

2021☆Brand new Movies

「らいか ろりん すとん -IDOL AUDiTiON- 」映画レビュー “チッチの涙、その過酷と現実”

BiSHのセントチヒロ・チッチが、悔しさと憤りが入り混じった涙を流す。アイドルオーディションの中に渦巻く過酷。そこには、アイドルを目指す過酷と、アイドルを続ける過酷が混在していた。
2021☆Brand new Movies

「あの頃。」映画レビュー “どんな人も、あの頃があったから今がある”

現実の鬱積に打ちひしがれた主人公が、死んだような瞳で、ふと手にした松浦亜弥のMVのDVDを観始め、ある瞬間ふいに涙を流す。正直、この冒頭のシーンのみで、この映画が伝えるべきことは表現されている。と、思った。
2021☆Brand new Movies

「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」映画レビュー “現代ガンファイト版「峰打ち御免!」”

この娯楽映画は、現代の「時代劇」だ、と思う。主人公ファブルが用いる殺傷能力の無い“弾丸”でのガンファイトは、さながら時代劇の「峰打ち御免!」に通じる。即ち、この映画の在り方ははある側面において、日本の“チャンバラ映画”文化の継承とも言えてしまうのではないか。
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2021☆Brand new Movies

「まともじゃないのは君も一緒」映画レビュー “「普通」じゃない生き方は、それなりにしんどいけれど”

「普通」に生きることの難しさと、それを同調圧力で押し付けられるこの世界の愚かしさ。そんな普遍的な社会のいびつさの中で、“フツー”じゃない二人が繰り広げる全く噛み合わない会話劇が絶妙なラブコメだった。
2021☆Brand new Movies

「ある用務員」映画レビュー “楽しさもあるが、映画的なダサさが致命的”

極めて“惜しい”映画であることを前提とした上で、とても稚拙で、ダサい映画だったなと、落胆したことは否めない。全編から滲み出る映画の低予算感を踏まえると、出演陣はちょっと驚くくらいに豪華な印象を受ける。脇役陣は特に名の知れたバイプレイヤー揃いで、それぞれクセの強いキャラクターを演じていたと思う。
2021☆Brand new Movies

「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~ 」映画レビュー “とりあえずトレマーズが観たくなった”

ひろしの転勤により、野原一家は家族そろってメキシコにお引越し。まず、奇妙なサボテンの実の利権を得るために地球の裏側まで飛ばされるサラリーマンの悲哀と逞しさを、父ひろしから感じずにはいられない。
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ!「スワロウテイル」“四半世紀、この先も価値を重ねる”

「スワロウテイル」が公開されて25年。決して短くはない時間の中で、この映画は僕の中で生き続け、価値を重ね続ける。
2021☆Brand new Movies

「ALL YOU NEED is PUNK and LOVE」映画レビュー “一人の無様な男の醜態が、ただただ羨ましい”

楽器を持たないパンクバンド“BiSH”の2017年当時の軌跡を追ったドキュメンタリー。念の為最初に言っておくと、僕はれっきとした“清掃員”(BiSHファンの総称)なので、偏ったレビューになっていることは否定しない。あしからず。
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「クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」映画レビュー “願わくばきらめく青春の日々を”

今作のテーマはずばり「青春」と「エリート」、シリーズ初の“学園ミステリー”なストーリーテリングの中で、“クレしん”らしいおバカなコメディと、時にハッとしたり、グッとくる展開が用意されていた。
2021☆Brand new Movies

「竜とそばかすの姫」映画レビュー “「ファンタジー」では看過できないこの世界の闇についての取り扱い”

終幕後、何とも言えない神妙な面持ちを作らずにはいられなかった。駄作だとは思わないし、エンターテイメントとしての華やかさと、エモーションを持つアニメーションだったとは思う。だが、同時に、アニメ映画として誠実な傑作かと言うと、そうではないなと思う。非常にアンバランスで、その不安定さが、とても下卑たものに見える瞬間も少なくはなかった。
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