#日本映画

スバラシネマReview

「シン・ウルトラマン」映画レビュー “どんなときも「愛」を人任せに語ってはいけないということ”

鑑賞後率直に思った感想は、良い意味でも悪い意味でも“ぶっ飛んだ”映画だったな、ということ。それは「空想特撮映画」とこれ見よがしに掲げるこの作品の性質に相応しい、とは思った。
スバラシネマReview

「ボクたちはみんな大人になれなかった」映画レビュー “最後の夜から最初の夜に連なる彼女の「フツー」”

ティザームービーを観た時点で、“予感”はあった。ただそれ故になかなか観られず、Netflixのマイリストに入ったまま数ヶ月。結論として、“予感”の通りに、少なくとも自分にとっては「特別」にならざるを得ない映画だった。
スバラシネマReview

「ベイビーわるきゅーれ」映画レビュー “あたしたち、殺し屋ですのよ”

いつの時代も、“動ける”女優は魅力的で美しい。それは映画が「活動写真」と呼ばれた時代から娯楽的本質だと思う。髙石あかりと伊澤彩織、主人公のJK殺し屋コンビを演じた二人の無名女優が、何をおいてもとても魅力的だった。
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スバラシネマReview

「暴走パニック 大激突」映画レビュー “阿鼻叫喚の元祖ワイルド・スピード”

いやはや、なんともトンデモナイ。大胆で、猥雑で、非常識。時代を越えた昔の映画に対して、現在の倫理観と照らし合わせることはナンセンスだと思うが、あまりに自由で、あまりに奔放でエキサイティングな映画世界には、いまや「羨望」の眼差しを向けざるを得ない。
2022☆Brand new Movies

「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」映画レビュー “現実世界と重なるドラコルルの憂い”

「2021」という“未来”に蘇った「宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」。オリジナル版の公開から36年余りという年月を経て、新時代の子どもたちに向けてリメイクされた本作は、稀代のSF漫画家による普遍的なジュブナイルと、“Sukoshi Fushigi”な空想科学の魂に満ち溢れていた。
2022☆Brand new Movies

「狂った野獣」映画レビュー “車内はみんな狂ってる!”

主演の渡瀬恒彦が、スター俳優であるにも関わらず、走行中のバイクからバスに飛び乗り、自ら運転する大型バスをド派手に横転させる、ノースタントで。世の好事家たちの文献から聞き及んではいたけれど、この時代の渡瀬恒彦は“ヤバい”。
2022☆Brand new Movies

「ドライブ・マイ・カー」映画レビュー “伝えたいけど、伝わらない、その残酷ともがき”

長い長い鈍重さと、そこから生まれる分かりにくさや、もどかしさ、それに伴うもがきと苦しみ、そして不意に訪れる人間の再生。それらをすべて含めて、3時間身を委ねてみる。これはそういう映画だと思う。
2022☆Brand new Movies

「男はつらいよ フーテンの寅」映画レビュー “大馬鹿男の紙一重の愛嬌”

あいも変わらず車寅次郎という男は、馬鹿で、愚かで、滑稽だ。まったく自分自身とは関わりの無い映画の中の世界の他人であるにも関わらず、馬鹿さ加減には、時に苛立ち、若干の憎しみすら感じる。でも、ぎりぎり、本当に紙一重の部分で、憎みきれず、愛おしい。
2021☆Brand new Movies

「劇場版 呪術廻戦 0」映画レビュー “呪いと愛、その混沌と昇華”

“最強呪術師”五条悟が言う「愛ほど歪んだ呪いはないよ」と。「呪い」を司る“善”と“悪”が、呪い合い、そして愛し合う。呪怨×純愛の普遍的な構図が生み出すストーリーテリングは、少年漫画の王道であり、この漫画の“エピソード0”として相応しいものだった。
2021☆Brand new Movies

「浅草キッド」映画レビュー “ありのままのビートたけしを映す、その信念と勝算”

昭和56年生まれの僕は、ビートたけしが“漫才師”だった時代を知らない。僕自身、物心がつくかつかないかの頃、テレビで活躍していた彼の姿は“タケちゃんマン”だった。
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