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「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」“誇り高く戯け続けた者たちへ、改めてあの言葉で感謝を捧げる”

半年間の遅れを巻き返して、何とか全話を2025年内に観終えることができた今、思うことは、やはり現代のエンタメ好きの一人として、このドラマを避けることは出来なかったし、もしあのままスルーしてしまっていたならば、それは自覚のない不幸を背負うことだったとすら思う。
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スバラシネマex「あんぱん」“アンバランスなドラマ紡ぎ出した、完全無欠ではないヒーロー誕生の物語”

とても振れ幅の大きいドラマだったと思う。様々な側面において、見応えのある朝ドラであったことは間違いない。ただその大きな振れ幅故に、作品全体のテンションの浮き沈みや、登場人物たちの言動において、アンバランスさを感じてしまったことも否めない。
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「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション <アニメシリーズ>」“愛しき日々 バイバイ またどこかで”

原作者浅野いにおによって、このアニメシリーズのために書き下ろされた主題歌「SHINSEKAIより」のセンテンスが延々と頭を巡り、何か覚醒めいたものを呼び起こした。
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スバラシネマex「おむすび」“ヒロイン不在を支えた二人の女性像”

ほぼ全話をリアルタイムで見届けて、最終話を見終えたときの率直な印象は、「中途半端なドラマだったな」ということだった。
「朝ドラとはこういうもの」と言われれば確かにそうかもしれないと思うと同時に、もう少し何とかならなかったか、いや、何とかできたはずだという口惜しさが終始残るドラマだった。
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スバラシネマex「キャシアン・アンドー」(シーズン1)“今この世界で最も重要な「決意」をひたすらに描く渋すぎるSWドラマ”

混迷する世界は今、強権で傲慢な政治の支配力が日に日に強まっている。世界の権力者たちは、大衆の生活苦や格差を狡猾に利用し、私たちの“足元”を縛り付けることで、選択の余地を狭め、判断する気力を削ぎ、彼らの「正義」へとコントロールしている。
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スバラシネマex「オビ=ワン・ケノービ」“三船敏郎が演じた世界線では、本作の主演は真田広之だったかもな”

私はSWの映画作品を一通り追って楽しんでいる程度のライトなファンではあるけれど、“オビ=ワン・ケノービ”というキャラクターに与えられた立ち位置は、“アナキン・スカイウォーカー”に纏わる「悲劇」に対する「戦犯」の一人だと、個人的に思っている。
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スバラシネマex「海に眠るダイヤモンド」“終わりし島に置いてゆかれた思いと、一輪のささやかな花”

前々から「軍艦島」に行ってみたいと思っていた。そして、「軍艦島」を舞台にした作品を観てみたいとも思っていた。
最終回まで観終えてから一週間が経つが、いまだにドラマの余韻が心の中でたなびいている。純粋に、素晴らしいドラマだったと思う。
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スバラシネマex「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」“刹那的で破滅的、それでも愛おしい彼女たちの日常生活”

二人の主人公が醸し出すのは、“ゆるカワ”な雰囲気と表裏一体で共存する、明確な“死”の濃い香り。女子二人でわちゃわちゃと楽しげに毎日を送っているように見えても、彼女たちはやはり修羅の底に生きていた。
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スバラシネマex「虎に翼」“今日も彼女たちは、その先の一寸の笑みを得るために黙々と踊り続ける”

さて、どこから語り始めるべきか。最終回放送から一週間たち、なかなか書き始めることができない。取っ掛かりを見出そうと、SNSを振り返ってみれば、「虎に翼」関連で自分が投稿したコメントだけで、文字数が1500字を超えていた。それはこの“朝ドラ”の類を見ない濃密さを物語っていた。
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スバラシネマex「地面師たち」“地面の下に蠢く闇の深淵を最もプリミティブなやり方で……”

まず題材がとても面白い。記憶にも新しい2017年の「積水ハウス地面師詐欺事件」をモチーフにしていることは明らかだが、詐欺師集団が手練手管を駆使して巨額詐欺行為を行う一連のストーリー展開は、まさに現代における“ケイパー(強奪)”ものであり、興味深く、エキサイティングだった。
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