眠い日曜日だった。
昨日は、結婚式に出席し、同席していた友人らと近所の居酒屋で飲んだ。
アジアカップの決勝戦キックオフの時間になり、ウチに行って、観戦しながら飲むことにした。
予想通りに息詰る攻防とスコアレスの膠着。
「1点」をめぐるせめぎ合いは、予定調和のように延長戦までもつれ込む。
緊張感を感じつつ、夕方からのアルコールの影響で猛烈な睡魔が襲い始めてきた午前2時過ぎ。
李忠成のボレーが吸い込まれるようにゴール左端に突き刺さった。
途端に睡魔は消え去り、友人らとともに深夜の幸福な歓喜に浸った。
興奮が冷めぬまま、眠りについたのは午前4時だった。
明けて、日曜日の今日。
二日酔いと睡眠不足による気怠さが午後になっても治まらず、
ぐったりとしたまま、昨夜の歓喜の録画を見直して、再度歓喜に包まれる。
先日も書いたように、今の日本代表のサッカーは“面白い”。
その最大の要因は、やっぱり「勝利」という結果を得るからだと思う。
それはスポーツにおける揺るがない価値観で、「勝利」よりも優先されるべきことなど無い。
若い日本代表の各選手には、殊更にその「勝利」に固執する意識の高さを感じる。
それは即ち、「プロ意識」の高さだと思う。
自分の役割と求められている成果をしっかりと自覚し、ストイックにそれを追求する。
プロのサッカー選手である以上、どんな状況であれ、「勝利」を収めるために最大の努力をしなければならない。
ということを、一つ一つのプレーや発言から感じ取れる。
そして、そういう高いプロ意識を持った選手たちを、
こちらもプロフェッショナルとして世界最高峰のプロリーグで実績をあげてきた監督が巧みに操っている。
「勝負事は結果がすべて」だということを本質的に知っている選手と監督。
今回のアジアカップを制した要因は、その「プロ意識」同士の相乗効果に他ならないと思う。
まだまだ走り始めたばかりのこのチームが、これから先一体どういった発展を見せていくのか。
この期待感こそが、日本人としてとても幸福なことだと思う。


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