映画というのはほんと面白いもんで、その映画を見た感想は、その時々で変わる。
何度も観て、見飽きた感もある映画でも、久しぶりに見直すと、猛烈に感動したりするものだ。
そんなわけで、今夜テレビでやってた「ゴースト」は格別だった。
もちろん、元から“良い映画”だということは分かっているし、初めて観たときの感動はとても大きかった。
でも、ビデオも持ってるし、テレビ放映も多いので、正直「もう飽きた」という印象を持っているのは、ぼくだけではないだろう。
実際、今夜もべつに観るつもりはなかった。なのに、何気なく眺めていたら、ぐいっと引き込まれてしまった。
改めて観ると、ほんとに良い映画である。
こういう誰でも考えそうな話を、ちゃんとしたエンターテイメント&ラブストーリーとして仕上げることが、“映画作り”の上で最も能力が要ることかもしれない。
ストーリーのテンポ、配役の妙、小道具の使い方、どれをとっても申し分ない。荒削りな当時の特殊効果も今となっては、ある種のレトロ感があって嫌味がない。
最初で最後(失言?)のデミ・ムーアの愛くるしさは、宝物のようだ。
見事。泣けました。
「ゴースト/ニューヨークの幻 Ghost」
1990年【米】
鑑賞環境:TV
評価:9点
コメント
ゴースト/ニューヨークの幻
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GHOST
ゴースト ニューヨークの幻
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
[監督]ジェリー・ザッカー
[出演]パトリック・スウェイジ
?デミ・ムーア
? ウーピー・ゴールドバーグ
あらすじ…
強盗に襲…