「あぶさん」

あまりに勝手な考えだけど、プロ野球のホークスファンのうち何人かは、「チーム№1選手は?」という質問に対してきっぱり「景浦安武」と答えるだろう!

少なくとも、僕はそうなのだ。

僕がホークスファンなのは、紛れもなく「あぶさん」を読んだからだ。

水島新司が描く「あぶさん」は、1972年、選手兼監督野村克也率いる南海ホークスに“のんべ”の飛ばし屋・景浦安武=あぶさんが入団するところから始まる。

時を経て現在2005年。あぶさんは今なお現役である。59歳のスラッガーである。す、すごい。

球界随一・空前絶後の鉄人として活躍し続ける現在のあぶさんも魅力ではある。

が、やはり、この漫画の見所は、入団当初の“代打屋”あぶさんの“一振り”と、彼にまつわる野球界の人情劇だと思う。

野村克也をはじめとし、江本、田淵、江夏、村田兆冶、落合……プロ野球史を彩ってきた名だたるプレーヤーたちとの交流も楽しい。

“酒しぶき”の眼光は、まさに鷹の目。

現在の最強ホークスの礎は、景浦安武そのものなのである。


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