「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」

2011☆Brand new Movies

 

前作「ワールド・エンド」で大々的な大団円を描いておいて、性懲りも無く作られたこの新たな続編に対しては、正直なところ「もういいだろう」と興味をかき立てられなかった。
主人公をはじめとするお決まりのキャラクター、そしてお決まりのストーリー展開が繰り広げられることは容易に想像出来、そこに“新しさ”が無いことは火を見るより明らかだった。

それでも、台風による風雨が吹き荒れる中、休日の午後に映画館まで足を運んだのには、二つの理由があった。

一つ目は、最近3D版ばかりを優先して上映する地元の映画館が、3D版ではない通常字幕版を上映していたから。この作品が、3D版である必要がないことは明らかで、ただでさえ高い鑑賞料金に更に400円も上乗せしてまで観るつもりは毛頭なかった。

もう一つの理由は、新キャラクターの女海賊として登場するペネロペ・クルスだ。
ポスターに映し出された、「ONE PIECE」のボア・ハンコック並みのまさに漫画のようなセクシーさ、もといその「巨乳」に目を奪われた。
映画を観る動機なんてものは、時にそういう不純なものでも構わないと思うし、往年のハリウッド女優の映画を愛した大衆の動機は同様のものだったろうと思う。

ストーリー的には特に期待もしていなかったので、良い部分も、悪い部分も「そんなもんだろう」という印象だった。

こういうエンターテイメントシリーズの場合、主人公のキャラクターはもはやアイコン的なものなので、ジャック・スパロウの存在性については、ジョニー・デップがいつものようにバタバタしていればそれでいいだろう。
そこで映画作品単体としての面白みに関わってくるのは、悪役をはじめとする周辺キャラクターの魅力だと思う。

残念ながら、今作にはそういう部分での魅力が著しく欠けている。
「最恐の海賊」として登場する“黒ひげ”には、見た目ほどの存在感がなく、最終的にもとても軽薄なキャラクターとして、文字通り消えていった。

そして、前述の通り個人的な「お目当て」だったペネロペ演じる女海賊アンジェリカも、今ひとつインパクトが無かった。とういよりも、そのセクシーさを生かした「露出」があまりに無かった。
まじめな話だが、この娯楽大作にこれほどセクシーなスター女優を登場させておいて、この“エロさ”の無さは如何なものかと思う。同監督作の「NINE」くらいのエロさは見せてほしかった……。

次作には、当然引き続き登場するであろうペネロペ嬢の「露出拡大」に期待したい。

 

「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 PIRATES OF THE CARIBBEAN: ON STRANGER TIDES」
2011年【米】
鑑賞環境:映画館(通常字幕版)
評価:5点

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