
イヤー、イタイ!痛い!でも巧い。イタウマイ。
ただ痛々しくて、“見ている”者を騙すだけの映画と言ってしまえばそれまでかもしれない。
が、しかし、それだけで充分「面白い」映画というものもあるんだと思う。
文章として変だけれど、これは「まっすぐに曲がりくねった映画」だ。
「ねらい」としてストーリーに存在するのは、登場人物も観客も含めて“どうやって騙すか”の一点でしかない。だからと言って、ストーリーとして破綻しまくっているということではなくて、ある程度のレベルまではきちんとストーリーが仕上がった上での、ただひとつの「ねらい」ということである。(もちろんそうでなければ誰も騙せない)
結果として、その唯一にして最大の「ねらい」を見事に成功させているのだから、もうその時点でこの映画は確実に“ゴール”しているのだと思う。
他の映画と相対的に捉えたとき、この映画の位置づけがどうか?というと迷うところではあるけども、「こういう映画」として「完成」しているわけだから、これはこれで良いのだろう。
ただ、これ以上の続編は“粗”が際立つばかりだと思うのでやめた方がいいと思う。
が、慢性的に「ネタ不足」の映画界は、作っちゃうだろうね。「3」を。下手すりゃ「5」まで。もしくは「0」か。
「ソウ2 SawⅡ」
2005年【米】
鑑賞環境:DVD
評価:8点

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