<スバラシネマAWARDS☆2024>
鑑賞本数:60本
平均点:7.45点(2024年12月31日現在)
作品賞
☆「哀れなるものたち」
「女神の見えざる手」
「別れる決心」
「オッペンハイマー」
「クルエラ」
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
「ルックバック」
「デッドプール&ウルヴァリン」
「ナポレオン:ディレクターズ・カット」
「素晴らしき哉、人生!」
監督賞
☆ヨルゴス・ランティモス
「哀れなるものたち」
パク・チャヌク
「別れる決心」
クリストファー・ノーラン
「オッペンハイマー」
トッド・フィリップス
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
リドリー・スコット
「ナポレオン:ディレクターズ・カット」
脚本&脚色賞
☆「別れる決心」
「女神の見えざる手」
「哀れなるものたち」
「オッペンハイマー」
「落下の解剖学」
撮影賞
☆「哀れなるものたち」
「別れる決心」
「オッペンハイマー」
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
「ナポレオン:ディレクターズ・カット」
主演男優賞
☆ホアキン・フェニックス
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
キリアン・マーフィ
「オッペンハイマー」
ジェシー・プレモンス
「憐れみの3章」
ホアキン・フェニックス
「ナポレオン:ディレクターズ・カット」
ジェームズ・スチュワート
「素晴らしき哉、人生!」
主演女優賞
☆エマ・ストーン
「哀れなるものたち」
ジェシカ・チャスティン
「女神の見えざる手」
タン・ウェイ
「別れる決心」
ザンドラ・ヒュラー
「落下の解剖学」
キルスティン・ダンスト
「シビル・ウォー アメリカ最後の日」
助演女優賞
☆ヴァネッサ・カービー
「ナポレオン:ディレクターズ・カット」
エミリー・ブラント
「オッペンハイマー」
スカーレット・ヨハンソン
「アステロイド・シティ」
ホン・チャウ
「憐れみの3章」
レディー・ガガ
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
助演男優賞
☆ウィレム・デフォー
「憐れみの3章」
マーク・ラファロ
「哀れなるものたち」
ウィレム・デフォー
「哀れなるものたち」
ロバート・ダウニー・Jr
「オッペンハイマー」
池松壮亮
「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」
ニューフェイス賞
☆森田望智
「シティーハンター」
イマン・ヴェラーニ
「マーベルズ」
ナオミ・スコット
「アラジン」
ミロ・マシャド・グラネール
「落下の解剖学」
ケイリー・スピーニー
「シビル・ウォー アメリカ最後の日」
キャスティング賞
☆「オッペンハイマー」
「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」
「シティーハンター」
「憐れみの3章」
「ヤクザと家族 The Family」
キャラクター賞
☆ベラ・バクスター(エマ・ストーン)
「哀れなるものたち」
エリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)
「女神の見えざる手」
クルエラ・ド・ヴィル/エステラ(エマ・ストーン)
「クルエラ」
京本(吉田美月喜)
「ルックバック」
ジョセフィーヌ(ヴァネッサ・カービー)
「ナポレオン:ディレクターズ・カット」
最低(最高!)悪役賞
☆赤サングラスの兵士(ジェシー・プレモンス)
「シビル・ウォー アメリカ最後の日」
ダンカン・ウェダバーン(マーク・ラファロ)
「哀れなるものたち」
バロネス(エマ・トンプソン)
「クルエラ」
溝口内匠(阿部サダヲ)
「十一人の賊軍」
ヘンリー・ポッター(ライオネル・バリモア)
「素晴らしき哉、人生!」
特別賞
☆大山のぶ代(声優)
☆中山美穂(俳優・歌手)
特殊視覚効果賞
☆「デューン 砂の惑星 PART2」
「アラジン」
「ゴジラxコング 新たなる帝国」
「ザ・クリエイター/創造者」
「猿の惑星/キングダム」
美術賞
☆「哀れなるものたち」
「デューン 砂の惑星 PART2」
「クルエラ」
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
「ナポレオン:ディレクターズ・カット」
衣装・メイクアップ賞
☆「クルエラ」
「哀れなるものたち」
「デューン 砂の惑星 PART2」
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
「ナポレオン:ディレクターズ・カット」
音楽賞
☆「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
「哀れなるものたち」
「デューン 砂の惑星 PART2」
「オッペンハイマー」
「クルエラ」
ミステリー・サスペンス映画賞
☆「女神の見えざる手」
「悪い奴ほどよく眠る」
「別れる決心」
「バニー・レークは行方不明」
「落下の解剖学」
アクション映画賞
☆「デッドプール&ウルヴァリン」
「シティーハンター」
「マッドマックス:フュリオサ」
「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」
「バイオレント・ナイト」
SF映画賞
☆「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」
「ファイナル・カウントダウン」
「デューン 砂の惑星 PART2」
「猿の惑星/キングダム」
「デッドプール&ウルヴァリン」
ファンタジー映画賞
☆「素晴らしき哉、人生!」
「くまのプーさん 完全保存版」
「アラジン」
「ビートルジュース」
「バイオレント・ナイト」
コメディ映画賞
☆「アステロイド・シティ」
「男はつらいよ 望郷篇」
「哀れなるものたち」
「ビートルジュース」
「憐れみの3章」
ラブストーリー賞
☆「別れる決心」
「男はつらいよ 望郷篇」
「からかい上手の高木さん」
「ナポレオン:ディレクターズ・カット」
ホラー映画賞
☆「セーヌ川の水面の下に」
アニメーション映画賞
☆「ルックバック」
「くまのプーさん 完全保存版」
「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」
「101匹わんちゃん」
「モアナと伝説の海」
日本映画賞
☆「ルックバック」
「悪い奴ほどよく眠る」
「アルキメデスの大戦」
「シティーハンター」
「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」
劇場鑑賞作品賞(12作品中)
☆「哀れなるものたち」
「オッペンハイマー」
「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」
「シビル・ウォー アメリカ最後の日」
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
WEB配信作品賞
☆「ナポレオン:ディレクターズ・カット」
「シティーハンター」
「終わらない週末」
「セーヌ川の水面の下に」
「ウルフズ」
ベストレビュー賞
☆「哀れなるものたち」
“脳味噌をほじくり返されて、頭痛なんて消え去る”
「くまのプーさん/完全保存版」
“まるでプーさんそのものの息子に教えられたこと”
「オッペンハイマー」
“人類は今なお毒りんごを捨てきれない”
スバラシネマex「虎に翼」
“今日も彼女たちは、その先の一寸の笑みを得るために黙々と踊り続ける
「ルックバック」
“それでも、どうか、あなたの漫画を描き続けて”
おヒサシネマ!賞
☆「Love Letter」
「Mr.インクレディブル」
「マッドマックス 怒りのデスロード」
「となりのトトロ」
「インサイド・ヘッド」
スバラシネマex 作品賞
☆「虎に翼」
「ワンダヴィジョン」
「SHOGUN 将軍」
「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」
「海に眠るダイヤモンド」
スバラシネマex 脚本賞
☆「虎に翼」
「ワンダヴィジョン」
「SHOGUN 将軍」
「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」
「海に眠るダイヤモンド」
スバラシネマex 主演俳優賞
☆伊藤沙莉
「虎に翼」
真田広之
「SHOGUN 将軍」
豊川悦司
「地面師たち」
髙石あかり
「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」
杉咲花
「海に眠るダイヤモンド」
スバラシネマex 助演俳優賞
☆アンナ・サワイ
「SHOGUN 将軍」
菊地凛子
「ブギウギ」
浅野忠信
「SHOGUN 将軍」
森田望智
「虎に翼」
清水尋也
「海に眠るダイヤモンド」
ワースト男優賞
※該当なし
ワースト女優賞
※該当なし
ワースト監督賞
※該当なし
ワースト映画賞
★「名探偵コナン 紺青の拳」
THE RANKING OF 2023-60MOVIES
1「哀れなるものたち」
2「ルックバック」
3「ナポレオン:ディレクターズ・カット」
4「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
5「クルエラ」
6「別れる決心」
7「オッペンハイマー」
8「女神の見えざる手」
9「デッドプール&ウルヴァリン」
10「素晴らしき哉、人生!」
11「ナポレオン」
12「アステロイド・シティ」
13「バイオレント・ナイト」
14「アルキメデスの大戦」
15「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」
16「シティーハンター」
17「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」
18「悪い奴ほどよく眠る」
19「シビル・ウォー アメリカ最後の日」
20「憐れみの3章」
21「落下の解剖学」
22「101匹わんちゃん」
23「猿の惑星/キングダム」
24「バニー・レークは行方不明」
25「終わらない週末」
26「ヤクザと家族 The Family」
27「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」
28「ウルフズ」
29「男はつらいよ 望郷篇」
30「マッドマックス:フュリオサ」
31「十一人の賊軍」
32「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」
33「ある男」
34「ファイナル・カウントダウン」
35「ゴジラ×コング 新たなる帝国」
36「DUNE デューン/砂の惑星 PART2」
37「テレフォン」
38「ザ・クリエイター/創造者」
39「ビートルジュース」
40「レッド・ワン」
41「ドミノ」
42「ゴールデンカムイ」
43「アラジン」
44「犯罪都市 THE ROUNDUP」
45「くまのプーさん 完全保存版」
46「セーヌ川の水面の下に」
47「グランツーリスモ」
48「ARGYLLE/アーガイル」
49「蜘蛛巣城」
50「かがみの孤城」
51「がんばっていきまっしょい」
52「マーベルズ」
53「モアナと伝説の海」
54「リメンバー・ミー」
55「ミニオンズ フィーバー」
56「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章」
57「アクアマン/失われた王国」
58「インクレディブル・ファミリー」
59「劇場版 からかい上手の高木さん」
60「名探偵コナン 紺青の拳」
2024年大晦日 「スバラシネマAWARDS☆2024」
「世界は女で回っている」
今の社会通念では、この言い回しもジェンダーレスの観点からズレているのかもしれない。しかし、今年はどうしてもそういう表現をしたくなるほど、女性の魅力、エネルギー、バイタリティに満ち溢れた作品が多かった。
メインビジュアルに揃った各作品のキャラクターたちを見ても、それは明らかだろう。(一方男性キャラクターは主人公でありながらも陰鬱なキャラクターが多かったな……)
この世界はまだまだ決して成熟していなくて、映画世界の中でも現実社会でも、女性は、それぞれの置かれた環境で、プライドや信念、情念を燃やして、闘い続けている。
ベラも、スローンも、クルエラも、寅子も、ジョセフィーヌも、ちさまひも、鞠子も、朝子も、藤野も、京本も――彼女たちは、それぞれの“闘い方”で鬱積した空気感に抗い、この世界に自らの存在意義を示し続け、未来を切り開く。
ときに血みどろになり、ときに身体を晒し、ときに地獄のような道を歩みながらも、見上げた空に唾を吐き、自分が見たい空を追い求める。
そんな彼女たちの闘う姿は、いつも私の心を鷲掴みにする。
私が映画を観る理由は、闘う女性たちの勇敢で気品に溢れたその“ファイティングポーズ”に心酔するためなのかもしれない。
See you next year…☆★
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