<スバラシネマAWARDS☆2001>
2001年は、何と言っても「オール・アバウト・マイ・マザー」が強かった。スペインの鬼才、ペドロ・アルモドバルが描き出したこの「母親」の物語は、とてもショッキングな語り口ではあるけれど、どこまでも深く温かい(熱すぎるくらい)。
それに拮抗したのが、ラース・フォントリアーの「ダンサー・イン・ザ・ダーク」と故スタンリー・キューブリックの歴史的代表作「2001年宇宙の旅」。思えば、「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネや、日本の青山真治「EUREKA」、岩井俊二「リリイ・シュシュのすべて」らも含めて、“鬼才”“異才”と呼ばれる監督作品の当たり年だったと言える。
総鑑賞本数:96本
作品賞
「オール・アバウト・マイ・マザー」
「アメリ」
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
「2001年宇宙の旅」
「ブロウ」
監督賞
スタンリー・キューブリック
「2001年宇宙の旅」
ラース・フォン・トリアー
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
青山真治
「EUREKA」
テッド・デミ
「ブロウ」
ジャン=ピエール・ジュネ
「アメリ」
脚本賞
「オール・アバウト・マイ・マザー」
「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」
「マグノリア」
「ブロウ」
「メメント」
主演男優賞
ジョニー・デップ
「ブロウ」
アル・パチーノ
「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」
トム・ハンクス
「キャスト・アウェイ」
トム・ハルス
「アマデウス」
ソン・ガンホ
「JSA」
ビョーク
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
セシリア・ロス
「オール・アバウト・マイ・マザー」
ジュリエット・ビノシュ
「ショコラ」
モニカ・ベルッチ
「マレーナ」
オドレイ・トトゥ
「アメリ」
助演男優賞
アントニア・サン・フアン
「オール・アバウト・マイ・マザー」
寺島進
「BROTHER」
エド・ハリス
「スターリングラード」
浅野忠信
「DISTANCE」
レイ・リオッタ
「ブロウ」
助演女優賞
ペネロペ・クルス
「オール・アバウト・マイ・マザー」
カトリーヌ・ドヌーブ
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
ジュディ・デンチ
「ショコラ」
りょう
「DISTANCE」
ジュリアン・ムーア
「マグノリア」
映像賞
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
「ハンニバル」
「リリイ・シュシュのすべて」
「メメント」
特殊視覚効果賞
「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」
「A.I.」
「ジュラシック・パークⅢ」
「アメリ」
「ロスト・チルドレン」
音楽賞
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
「BROTHER」
「アメリ」
「千と千尋の神隠し」
「リリイ・シュシュのすべて」
ミステリー・サスペンス映画賞
「メメント」
「アメリカン・サイコ」
「バニラ・スカイ」
「ハンニバル」
「アンブレイカブル」
「2001年宇宙の旅」
「ミッション・トゥ・マーズ」
「猿の惑星」
「クローン」
「遊星からの物体X」
「スターリングラード」
「処刑人」
「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」
「ジュラシック・パークⅢ」
「スパイ・ゲーム」
エンターテイメント大賞
「スターリングラード」
「アンブレイカブル」
「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」
「猿の惑星」
「ジュラシック・パークⅢ」
日本映画賞
「EUREKA」
「DISTANCE」
「ウォーターボーイズ」
「リリイ・シュシュのすべて」
「GO」
ワースト映画賞
「メトロポリス」
「クリムゾン・リバー」
「ピストルオペラ」
「A.I.」
「気狂いピエロ」
THE RANKING OF 2001-96MOVIES
1.「オール・アバウト・マイ・マザー」
2.「ダンサー・イン・ザ・ダーク 」
3.「2001年宇宙の旅」
4.「ブロウ」
5.「アメリ」
6.「リリイ・シュシュのすべて」
7.「EUREKA」
8.「スターリングラード」
9.「メメント」
10.「マレーナ」
11.「アマデウス」
12.「グリーン・マイル」
13.「サイダーハウス・ルール」
14.「アンブレイカブル」
15.「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」
16.「ショコラ」
17.「彼女を見れば分かること」
18.「13デイズ」
19.「ハンニバル」
20.「ウォーターボーイズ」
21.「GO」
22.「キャスト・アウェイ」
23.「恋におちたシェイクスピ 」
24.「マグノリア」
25.「ロスト・チルドレン」
26.「ミッション・トゥ・マーズ」
27.「スパイ・ゲーム」
28.「JSA」
29.「千と千尋の神隠し」
30.「BROTHER」
コメント