<スバラシネマAWARDS☆2002>
2002年。この年は、「バーバー」の独壇場という印象が強い。今尚、東京・恵比寿の映画館でこの映画を観終わった時の、はがゆくなるほどの絶賛の感情が思い起こされる。コーエンブラザーズが描き出したモノクロームの曲の強い映画世界。顔面のシワの一本一本、吐き出される煙草の煙にまで存在感が溢れるビリー・ボブ・ソーントンの佇まいに「圧巻」の一言だった。
「バーバー」もそうなのだが、「観てみたら驚くほどに傑作だった」という作品が多い年だったように思う。
「ビューティフル・マインド」にしても、「ロード・トゥ・パーディション」にしても、「ハッシュ!」にしても、これほどまでに確固たる“傑作”だとは思っていなかったし、予想を超えたテンションを見せる作品も多かったと思う。やはり、映画は実際に観てみないと“何も分からない”。
総鑑賞本数:100本
作品賞
「バーバー」
「ビューティフル・マインド」
「チョコレート」
「ロード・トゥ・パーディション」
「8人の女たち」
監督賞
ジョエル&イーサン・コーエン
「バーバー」
フランシス・F・コッポラ
「地獄の黙示録 特別完全版」
アレハンドロ・アメナバール
「アザーズ」
サム・メンデス
「ロード・トゥ・パーディション」
フランソワ・オゾン
「8人の女たち」
脚本賞
「バーバー」
「フロム・ヘル」
「ビューティフル・マインド」
「チョコレート」
「ゴスフォード・パーク」
主演男優賞
ビリー・ボブ・ソーントン
「バーバー」
ラッセル・クロウ
「ビューティフル・マインド」
ウィル・スミス
「アリ」
ビリー・ボブ・ソーントン
「チョコレート」
トム・ハンクス
「ロード・トゥ・パーディション」
主演女優賞
ニコール・キッドマン
「ムーラン・ルージュ」
ニコール・キッドマン
「アザーズ」
ハル・ベリー
「チョコレート」
ミラ・ジョヴォヴィッチ
「バイオハザード」
ケイト・ブランシェット
「ギフト」
助演女優賞
フランシス・マクドーマンド
「バーバー」
クリスティン・スコット=トーマス
「ゴスフォード・パーク」
ケイト・ブランシェット
「耳に残るは君の歌声」
ジュリアン・ムーア
「クッキー・フォーチュン」
エマニュエンル・ベアール
「8人の女たち」
ヒース・レジャー
「チョコレート」
エド・ハリス
「ビューティフル・マインド」
ポール・ニューマン
「ロード・トゥ・パーディション」
ジョン・タトゥーロ
「耳に残るは君の歌声」
ジム・ブロードベント
「ムーラン・ルージュ」
映像賞
「バーバー」
「フロム・ヘル」
「アザーズ」
「アリ」
「ロード・トゥ・パーディション」
「ロード・オブ・ザ・リング」
「タイムマシン」
「スパイダーマン」
「バイオハザード」
「マイノリティ・リポート」
「ムーラン・ルージュ」
「プリシラ」
「ピンポン」
「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」
「8人の女たち」
ミステリー・サスペンス映画賞
「アザーズ」
「オープン・ユア・アイズ」
「ドニー・ダーコ」
「フロム・ヘル」
「8人の女たち」
SF・ファンタジー映画賞
「ロード・オブ・ザ・リング」
「モンスターズ・インク」
「タイムマシン」
「メン・イン・ブラックⅡ」
「マイノリティ・リポート」
「バイオハザード」
「スパイダーマン」
「バンディッツ」
「少林サッカー」
「K-19」
エンターテイメント大賞
「ロード・オブ・ザ・リング」
「モンスターズ・インク」
「スパイダーマン」
「少林サッカー」
「ムーラン・ルージュ」
「ハッシュ!」
「竜馬の妻とその夫と愛人」
「カタクリ家の幸福」
「KT」
「ピンポン」
ワースト映画賞
「ブラックホークダウン」
「夢の旅路」
「スターウォーズ:エピソード2 クローンの攻撃」
「快盗ブラック・タイガー」
「アンダーグラウンド」
THE RANKING OF 2002-100MOVIES
1.「バーバー」
2.「ビューティフル・マインド」
3.「チョコレート」
4.「8人の女たち」
5.「ロード・トゥ・パーディション」
6.「ハッシュ!」
7.「フロム・ヘル」
8.「アザーズ」
9.「ピンポン」
10.「アリ」
11.「地獄の黙示録 特別完全版」
12.「ムーラン・ルージュ」
13.「バイオハザード」
14.「竜馬の妻とその夫と愛人」
15.「トラフィック」
16.「ゴスフォード・パーク」
17.「エリン・ブロコビッチ」
18.「スパイダーマン」
19.「CQ」
20.「ロード・オブ・ザ・リング」
21.「K-19」
22.「少林サッカー」
23.「モンスターズ・インク」
24.「マルホランド・ドライブ」
25.「アイ・アム・サム」
26.「ドニー・ダーコ」
27.「カタクリ家の幸福」
28.「タイムマシン」
29.「クッキー・フォーチュン」
30.「ギフト」
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