スバラシネマAWARDS☆2010

☆スバラシネマAWARDS☆

<スバラシネマAWARDS☆2010>

 

 

2010年も本当に瞬く間に過ぎ去ってしまった。時間の流れの早さに戸惑いつつ、今年も恒例の「スバラシネマAWARDS」堂々公開!

日々、忙しく過ぎていった一年間だったけれど、その合間を縫うように映画の鑑賞本数は積み重なり、5年ぶりに大台突破。総鑑賞本数は121作品に達した。

例年になく沢山の映画を観られた要因は、レンタルショッップの企画やBS放送の録画鑑賞になどにより、古い良作品を数多く観たことが第一に挙げられる。
少し前までは、過去の名作と呼ばれる映画を観ても、古臭さと退屈感が先行していたが、今は古い映画ならではの味わい深さを感じ取れるようになってきたように思う。
そして、まだまだ観ていない過去の傑作が山のようにあるということを再確認した一年だったとも思う。

そんなわけで、「スバラシネマAWARDS」の各ノミネート作品にも、いつになく古い映画が名を連ねている。
2010年、最高点「10点」を得たのは4作品。

マーティン・スコセッシとレオナルド・ディカプリオが再びタッグを組み、孤島の精神病院で繰り広げられるミステリーを上質の映画術で堂々と描き出した「シャッター アイランド」。

湊かなえの問題作を中島哲也監督が独特の美意識の中で、“完璧以上”に映画化してみせた「告白」。

名監督ビリー・ワイルダーが、アガサ・クリスティーの極上の法廷ミステリーを、極上の映画技法で構築した「情婦」。

冷戦時代の「危機」と「恐怖」を圧倒的な緊迫感の中で衝撃的に描き出し、今現在にも通ずる人間の“愚かさ”を如実に、そして果敢に表現した「未知への飛行/フェイル・セイフ」。

混迷の時代を象徴するかのように、辛辣でシリアスな映画に感銘を受けた年だった。

そして、今年の「スバラシネマAWARDS」の頂点に立ったのは、「未知への飛行/フェイル・セイフ」。

これまでの傾向では、当年の新作もしくは近年の作品から選ばれることが多い「スバラシネマAWARDS」だったが、今年は前述の通り、これまで認知もしていなかったような古い映画に触れる機会が多かった。

今年原作小説を読んで、その直後に劇場公開された「告白」の印象度も極めて高かったけれど、「未知への飛行/フェイル・セイフ」の現実的な恐怖を如実に孕んだ緊張感に対するインパクトは絶大だった。
決して巨費を投じているわけではない46年も前の映画にも関わらず、表現されているものは少しも色褪せておらず、映画そのものの本質的なエネルギーに溢れていた。

沢山の映画を観て、映画というものは、国境を越え、時代を越え、様々な輝きを見せるものだなということを改めて思った。
来年も、様々な国、様々な時代、様々なジャンルの映画を沢山観られたら良いなと思う。

 

 

総鑑賞本数:121本
平均点:6.73点

 

作品賞


☆「未知への飛行/フェイル・セイフ」

「ディア・ドクター」

「シャッター アイランド」

「ソラニン」

「告白」

「デストラップ 死の罠」

「アパートの鍵貸します」

「情婦」

「アパートメント」

「トイ・ストーリー3」

 

 

監督賞

☆ビリー・ワイルダー
「情婦」

西川美和
「ディア・ドクター」

マーティン・スコセッシ
「シャッター アイランド」

中島哲也
「告白」

シドニー・ルメット
「未知への飛行/フェイル・セイフ」

 

 

脚本&脚色賞


☆「情婦」

「家族ゲーム」

「デストラップ 死の罠」

「アパートの鍵貸します」

「未知への飛行/フェイル・セイフ」

 

 

主演男優賞


☆ヘンリー・フォンダ
「未知への飛行/フェイル・セイフ」

松田優作
「家族ゲーム」

レオナルド・ディカプリオ
「シャッター アイランド」

サム・ロックウェル
「月に囚われた男」

ロバート・ダウニー・Jr.
「チャーリー」

 

 

主演女優賞


☆マレーネ・ディートリッヒ
「情婦」

ケイト・ウィンスレット
「愛を読むひと」

松たか子
「告白」

キム・ヘジャ
「母なる証明」

マリリン・モンロー
「お熱いのがお好き」

 

 

助演女優賞


☆ペネロペ・クルス
「それでも恋するバルセロナ」

由紀さおり
「家族ゲーム」

木村佳乃
「告白」

シャーリー・マクレーン
「アパートの鍵貸します」

川上未映子
「パンドラの匣」

 

 

助演男優賞


☆ユアン・マクレガー
「フィリップ、きみを愛してる!」

クリストファー・ウォーケン
「ヘアスプレー」

クリストファー・リーブ
「デストラップ 死の罠」

千葉真一
「仁義なき戦い 広島死闘篇」

ラリー・ハグマン
「未知への飛行/フェイル・セイフ」

 

 

MIP賞(最も印象度が高い俳優)


☆ロバート・ダウニー・Jr.
「アイアンマン」
「シャーロック・ホームズ」
「アイアンマン2」
「チャーリー」

 

 

映像賞


☆「シャッター アイランド」

「告白」

「インセプション」

「月に囚われた男」

「未知への飛行/フェイル・セイフ」

 

 

特殊視覚効果賞


☆「インセプション」

「スター・トレック(2009)」

「トランスフォーマー/リベンジ」

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」

「トイ・ストーリー3」

 

 

美術賞


☆「 シャッター アイランド」

「2010年」

「告白」

「インセプション」

「アパートの鍵貸します」

 

 

音楽賞


☆「ソラニン」

「NINE」

「ヘアスプレー」

「借りぐらしのアリエッティ」

「お熱いのがお好き」

 

 

ミステリー・サスペンス映画賞


☆「情婦」

「シャッター アイランド」

「告白」

「デストラップ 死の罠」

「アパートメント」

 

 

アクション映画賞


☆「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」

「アイアンマン」

「シャーロック・ホームズ」

「ボーン・スプレマシー」

「ソルト」

 

 

SF映画賞


☆「スター・トレック(2009)」

「2010年」

「月に囚われた男」

「地球爆破作戦」

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」

 

 

ファンタジー映画賞


☆「トイ・ストーリー3」

「脳内ニューヨーク」

「借りぐらしのアリエッティ」

「アラジン」

「恋はデジャ・ブ」

 

 

コメディドラマ映画賞


☆「アパートの鍵貸します」

「少年メリケンサック」

「ファンボーイズ」

「お熱いのがお好き」

「フィリップ、きみを愛してる!」

 

 

“LOVE”賞


☆「アパートメント」

「愛を読むひと」

「アパートの鍵貸します」

「お熱いのがお好き」

「フィリップ、きみを愛してる!」

 

 

アニメーション映画賞


☆「トイ・ストーリー3」

「借りぐらしのアリエッティ」

「アラジン」

「ノートルダムの鐘」

「コララインとボタンの魔女」

 

 

日本映画賞


☆「告白」

「ゴールデンスランバー」

「間宮兄弟」

「ディア・ドクター」

「ソラニン」

 

 

劇場鑑賞作品賞(23)


☆「シャッター アイランド」

「ソラニン」

「告白」

「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」

 

 

ベストレビュー賞


☆「ソラニン」レビュー

「母なる証明」(レビュー

「アンドロメダ…」(レビュー

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(レビュー

「トイ・ストーリー3」(レビュー

 

 

ワースト映画賞


★「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」

「東のエデン 劇場版Ⅰ The King of Eden」

「戦場でワルツを」

「今度は愛妻家」

「PUSH 光と闇の能力者」

 

 

 

THE RANKING OF 2010-121MOVIES

 

 

1.「未知への飛行/フェイル・セイフ」
2.「告白」
3.「シャッター アイランド」
4.「情婦」
5.「ソラニン」
6.「アパートの鍵貸します」
7.「アパートメント」
8.「トイ・ストーリー3」
9.「ディア・ドクター」
10.「デストラップ 死の罠」

11.「ゴールデンスランバー」
12.「間宮兄弟」
13.「スター・トレック(2009)」
14.「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」
15.「インセプション」
16.「ヘアスプレー」
17.「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
18.「恋はデジャ・ブ」
19.「月に囚われた男」
20.「お熱いのがお好き」

21.「蛇のひと」
22.「ルパンの消息」
23.「フィリップ、きみを愛してる!」
24.「家族ゲーム」
25.「食堂かたつむり」
26.「渚にて」
27.「チャーリー」
28.「ナイト・オン・ザ・プラネット」
29.「パンドラの匣」
30.「母なる証明」

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