「くまのプーさん/完全保存版」“まるでプーさんそのものの息子に教えられたこと”

2024☆Brand new Movies

評価:  7点

Story

「くまのプーさん」長編第1作目の素敵な物語。3つの短編には“100エーカーの森”の世界で繰り広げられる冒険が詰まっている。プーさんとティガーの初めての出会いを描いたお話と、ハチミツを食べすぎたプーさんがラビットの家につっかえるお話、嵐がやってきてみんなで助け合うお話の3編。挿入歌の「小さな雨雲」や「おなかグーグー」も、あらゆる世代が楽しめる。プーさんのファンだけではなくすべての子供の心もつかむ3つのクラシックな物語。 Filmarksより

くまのプーさん ちいさなぼうけん/ショートアニメ|腹ぺこのプーさん
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Review

小学3年生の息子は、太っているという程ではないけれど、お腹がぷっくりと膨れている。さらに小さい頃からの服を気に入って長く着るので、段々とお腹が見えそうになってくる。
「何かに似てるなあ」と、常々感じていたが、彼を小脇に抱えながら観た映画で、「ああ、なんだコレか」と思い至った。「くまのプーさん」だ。

念願のDisney+を契約して、とりあえず何を観ようと、息子と選んで何気なく観始めた。
2011年に製作された「くまのプーさん」は観ていたが、どうやら1977年に製作(実際は1960年代〜70年代に製作された短編映画の総集編的構成)された本作がオリジナルのようだ。自分の記憶の限りでは、描かれるストーリーとエピソードの大筋はほぼ同じだったように思う。
ただ、さすがにクラシカルなアニメーションの風合いが本作には溢れ出ていて、40年前からディズニー映画を観続けて育ってきた世代としては、やはりこちらの方が馴染みやすく、物語の世界観にも没入できたように思える。

ほぼ中毒者のようにはちみつを追い求めるプーの姿は、可愛らしさを少し越えてシュールで愉快だし、彼を取り巻く様々なキャラクターたちも、みんな少しずつズレていて可笑しい。
そして、そのキャラクターたちの世界が、クリストファー・ロビンという一人の少年の“イマジナリー”が生み出したものであるという俯瞰的な視点も、作品上にちゃんと表現されていて、それがこのゆる〜いファンタジー世界に「芯」を持たせているようにも感じる。
ラスト、クリストファー・ロビンが、成長していく自分自身の変化を感じつつ、プーに語りかけるシーンは、とても愛しくもあり、とても切なくもあった。

と、「くまのプーさん」を観て、くどくどと綴ってしまう自分は、いよいよ子どもの無垢な心とは離れてしまったなあと思う。
一方、傍らで観ていた小3の息子は、キャラクターたちの言動に合わせて足をバタつかせたり、フンフンとリズムに乗ったり、挙げ句は途中で「はちみつ食べたい」と言ってキッチンに行ってマヌカハニーを舐めていた。
「ああ、これこそが正しいプーさんの観方だな」と、まるでプーさんそのものの息子に教えられた気分だった。

 

「くまのプーさん」
“くまのプーさん”は勿論日本でも大人気のキャラクターだが、このキャラクターの実態は、クリストファー・ロビンという少年のぬいぐるみコレクションの一つという基本設定は意外と認知度が低いのではないかと思う。 そして、このキャラク…more

 

Information

タイトルくまのプーさん/完全保存版 THE MANY ADVENTURES OF WINNIE THE POOH
製作年1977年
製作国アメリカ
監督
脚本
撮影
声の出演(日本語)八代駿
小宮山清
玄田哲章
龍田直樹
石田太郎
上田敏也
片岡富枝
田中恭兵
辻村真人
白尾佳也
鑑賞環境インターネット(日本語吹き替え・Disney+)
評価7点

 

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画像引用:https://remaimodern.org/events-gatherings/the-many-adventures-of-winnie-the-pooh/

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