2020☆Brand new Movies

「透明人間」映画レビュー “ジョーカーの原点を古き特撮怪奇SFに見つけたり”

戦争における人間の功罪を、文字通り一身に背負う主人公の孤独と絶望は計り知れない。それでも彼が生き続け、守り続けた希望は、この時代にこの国で製作された映画だからこそ殊更に意義深いテーマだった。
2020☆Brand new Movies

「ザ・フォーリーナー 復讐者」映画レビュー “眠れる成龍を怒らすなかれ”

終始無表情のまま、あまりにも大きな悲しみと怒りを膨らませ爆発させるジャッキー・チェンが、哀しく、怖い。スパイ映画のスリリングさと、ジャッキー・チェン映画のアクション性が見事に融合した映画世界はとてもエキサイティングだった。
2020☆Brand new Movies

「X-MEN:ダーク・フェニックス」映画レビュー “それはまた別のお話”

時空は常に分岐し、並行世界が幾重にも分かれて存在している。故に、その数の分、「未来」も存在する。という“パラレルワールド”の前提を受け入れた状態で今作を観たので、この映画世界内のX-MENが辿ったグダグダな顛末もまだ許容できた。
スポンサーリンク
2020☆Brand new Movies

「007は二度死ぬ」映画レビュー “そして、偉大な英国人俳優は何度でも甦る”

ショーン・コネリーが亡くなった。何世代にも渡って世界中の映画ファンを魅了した偉大な名優を偲び、“007”が日本に降り立った今作を初鑑賞。やはり、日本人としては特に忘れ難き“娯楽”に満ち溢れた快作だった。ジェームズ・ボンドがそうであるように、ショーン・コネリーも映画世界の中で何度でも僕たちの前に甦る。
2020☆Brand new Movies

「スカイライン-奪還-」映画レビュー “日曜の夜、淀川長治さんの解説付きで鑑賞したい”

大味で、雑なB級娯楽映画。一定のユニークさは担保しつつも、前作と比較して見応えのある快作とは言い難い。けれど、こういうB級映画を日曜の夜に鑑賞することは、かつてテレビ放映の「日曜洋画劇場」で映画という娯楽に触れた少年時代を思い起こさせる。
2020☆Brand new Movies

「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」映画レビュー “今宵、上質なミステリに満ち足りる”

“ミステリ”好きには堪らなく楽しい。現代に蘇った“アガサ・クリスティー”的な或る家族の悲喜劇を、オールスターキャストで織りなす映画世界は決して華美ではないが芳醇で、多様な娯楽性が満ち溢れている。
2020☆Brand new Movies

「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」映画レビュー “兎にも角にも、煉獄さんForever”

封切り3日間で46億円超の興収に至ったとか、あいも変わらずこの国の“ブーム”というものは節操がない。が、僕自身公開されたその週末に、子供二人を連れ立って、46億円の一端を担っているんだからざまあない。
2020☆Brand new Movies

「エノーラ・ホームズの事件簿」映画レビュー “今この時代にシャーロックの妹が生まれた意味”

シャーロック・ホームズに“妹”がいたなんて話は聞いたことがないけれど、彼だって人の子、いくら架空のキャラクターであろうとなんだろうと、当然“母親”は存在する。もしかしたら“妹”もいたのかもしれない。
2020☆Brand new Movies

「トランス・ワールド」映画レビュー “面倒な撮影手法などなくともタイムパラドックスは描けるわけで”

手塚治虫や藤子・F・不二雄のSF短編にありそうなサスペンスとホラーとエモーショナルがギュッと詰まった“小話感”が小気味いい。トータル的な“低予算感”は否めないけれど、それ故の“掘り出し物感”もあり、満足度は高かった。
2020☆Brand new Movies

「TENET テネット」映画レビュー “孤高の映画監督の美学と弱点”

混濁する時間の渦に放り込まれた名もなき主人公が、世界を救うために奔走する。「行為→結果」の理が反転する時間逆行の世界の中で、彼が救うのは「未来」なのか「過去」なのか。映像と思考の迷宮に“惑う”ことこそがこの映画の醍醐味。
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました