スバラシネマReview

「クライシス」“重要なテーマが上手く交錯しないトラフィック”

“オーバードーズ(Overdose)”というキーワードで伝えられる薬物中毒に関する事故や事件に対して、遠い国の生活環境や価値観が異なる人たちの中で起こることだと、認識が浅い自分のような者にとっては、本作が描き出そうと試みた「危機感」を正しく理解するために、時間と知識が必要だったと思う。
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ!「アバター」“色褪せぬ映画世界とまだ見ぬ可能性”

13年越しの続編「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」を観た翌日、本作を劇場公開以来13年ぶりに再鑑賞。まず感じたことは、一時代前のCG映画でありながら、そのビジュアルクオリティに対して殆ど“色褪せ”を感じなかったことだ。
2023☆Brand new Movies

「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」“巨匠が追求し続ける映画表現の未来”

圧倒的な映画世界が、個々人の小さな価値観や人生観なんて一旦意識の範疇から弾き飛ばし、文字通りのその世界観に「支配」されている感覚を覚えた。そうして映画世界の中を巡り巡って、最終的には、彼方に追いやられていたはずの鑑賞者一人ひとりの精神世界にたどり着く。
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スバラシネマReview

「花と嵐とギャング」“二大俳優の大根ぶりをキュートとするか、チープとするか”

おおらかというか、テキトーというか、1960年代の昭和真っ只中の国産娯楽映画のエネルギーが、良い意味では満ち溢れ、悪い意味ではダダ漏れしている。
スバラシネマReview

「グッドフェローズ」“生まれた世界に抗うギャングたちの愚かさと虚しさ”

暴力と虚栄を振りかざして、傍若無人な人生を謳歌するギャング稼業の面々は、揃いも揃って狂人揃いであり、愚かしく、人間的に同調できる要素は皆無だ。ただ、その虚無的な人間模様が、まさに映画でしか味わうことが許されない情感と感触を生み出していることも事実。
2023☆Brand new Movies

「新・男はつらいよ」 “時代を越えて重なる馬鹿な男の人間性”

今年も正月は“寅さん”からスタート。元日の夜半、シリーズ4作目にしてしっかりと定番化したキャラクター描写とお決まりの喜劇が心地よく身にしみる。
☆スバラシネマAWARDS☆

スバラシネマAWARDS☆2022

<スバラシネマAWARDS☆2022>2022年大晦日 「スバラシネマAWARDS☆2022」往年の人気作の続編やリメイク、完結作に際して、“二十数年ぶり”だとか、“三十数年越し”という触れ込みを聞くことが多くなった。その度に、かつて自分自…more
スバラシネマReview

「罪の声」映画レビュー “不格好を似合わせる俳優力の物足りなさ”

昭和の大事件や未解決事件を題材、モチーフにした社会派サスペンス映画は好きだ。戦後の高度成長期を経て貧富の格差が大きくなるに連れ浮き彫りになる社会の病理と、それに伴って巻き起こった数々の大事件は、現代社会向けて警鐘を鳴らし続けていて、その歪がふとしたはずみで裂けて顕になっているように感じる。
スバラシネマReview

「ナイブズ・アウト:グラス・オニオン」映画レビュー “安定感を増す「古典的」という新鮮さ”

ジェームズ・ボンドから解放されたダニエル・クレイグが名探偵ブノア・ブランに扮するNetflixオリジナルミステリーシリーズ第二弾。二作目にして、名探偵役がすっかり板についているダニエル・クレイグ。この無骨な俳優が、このウィットに富んだ名探偵役にこれ程ハマるとは思わなかった。
スバラシネマReview

「バイオレンスアクション」映画レビュー “「ベイビーわるきゅーれ」の爪垢を煎じて飲めばいい”

チープなアクション表現と、安っぽくて素人臭いカット割りに編集。冒頭数分のシーンのみで、絶望的な「これじゃない感」を感じると共に、「駄作」であることを確信した。
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