Takeru Shiraishi

2020☆Brand new Movies

「007は二度死ぬ」映画レビュー “そして、偉大な英国人俳優は何度でも甦る”

ショーン・コネリーが亡くなった。何世代にも渡って世界中の映画ファンを魅了した偉大な名優を偲び、“007”が日本に降り立った今作を初鑑賞。やはり、日本人としては特に忘れ難き“娯楽”に満ち溢れた快作だった。ジェームズ・ボンドがそうであるように、ショーン・コネリーも映画世界の中で何度でも僕たちの前に甦る。
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「スカイライン-奪還-」映画レビュー “日曜の夜、淀川長治さんの解説付きで鑑賞したい”

大味で、雑なB級娯楽映画。一定のユニークさは担保しつつも、前作と比較して見応えのある快作とは言い難い。けれど、こういうB級映画を日曜の夜に鑑賞することは、かつてテレビ放映の「日曜洋画劇場」で映画という娯楽に触れた少年時代を思い起こさせる。
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「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」映画レビュー “今宵、上質なミステリに満ち足りる”

“ミステリ”好きには堪らなく楽しい。現代に蘇った“アガサ・クリスティー”的な或る家族の悲喜劇を、オールスターキャストで織りなす映画世界は決して華美ではないが芳醇で、多様な娯楽性が満ち溢れている。
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「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」映画レビュー “兎にも角にも、煉獄さんForever”

封切り3日間で46億円超の興収に至ったとか、あいも変わらずこの国の“ブーム”というものは節操がない。が、僕自身公開されたその週末に、子供二人を連れ立って、46億円の一端を担っているんだからざまあない。
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「エノーラ・ホームズの事件簿」映画レビュー “今この時代にシャーロックの妹が生まれた意味”

シャーロック・ホームズに“妹”がいたなんて話は聞いたことがないけれど、彼だって人の子、いくら架空のキャラクターであろうとなんだろうと、当然“母親”は存在する。もしかしたら“妹”もいたのかもしれない。
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「トランス・ワールド」映画レビュー “面倒な撮影手法などなくともタイムパラドックスは描けるわけで”

手塚治虫や藤子・F・不二雄のSF短編にありそうなサスペンスとホラーとエモーショナルがギュッと詰まった“小話感”が小気味いい。トータル的な“低予算感”は否めないけれど、それ故の“掘り出し物感”もあり、満足度は高かった。
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「TENET テネット」映画レビュー “孤高の映画監督の美学と弱点”

混濁する時間の渦に放り込まれた名もなき主人公が、世界を救うために奔走する。「行為→結果」の理が反転する時間逆行の世界の中で、彼が救うのは「未来」なのか「過去」なのか。映像と思考の迷宮に“惑う”ことこそがこの映画の醍醐味。
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「The Witch/魔女」映画レビュー “狂気のダークヒロイン誕生に刮目せよ”

ある瞬間、愛らしい田舎娘の無垢な顔つきが、まさしく「魔女」そのものの狂気に包まれ、爆発する。そのダークヒロインを務めた若き韓国人女優の“表現”は圧巻で、それ一つ取ってもこの映画の娯楽性は揺るがないと思える。
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「新聞記者」映画レビュー “この国全体の怯えと共に、闇は益々深まる”

ラスト、彼が示したものは、この国の「限界」か。それとも、未来のための「一歩」か。8年ぶりに総理大臣が変わったこの国の人々は、大きな希望も期待も持てぬまま、諦観めいた視線で国の中枢を眺めている。諦めを理由に無知でいることは罪だ。
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「イコライザー2」映画レビュー “狂気の親切殺人マシーンおじさん再登場”

冒頭、トルコの国鉄まで“出張”した主人公が、早速狂気的な正義感と親切さで悪党を撃滅する。“正義の味方”とはいえ、相変わらずメチャクチャな暴挙に対して、カタルシスなどすっ飛ばしてただ唖然としてしまう。
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