
もう何度も何度も感じてきたことだけど、
「やっぱりジョニー・デップは巧い!素晴らしい!」
「チャーリーとチョコレート工場」の彼に魅了されたばかりだったので、間を置かずにジョニー・デップの映画が観たくなった。
あんまり評判がよろしくなくて、近年のジョニー・デップ主演のサスペンスには肩透かしをくらったことが多いので、敬遠していたのだけれど、とにかくジョニー・デップが観たかったので、今作を観ることにした。
話の“タネ”的には、確かによくある風なものかもしれない。
でもこの映画は、サスペンスとして単に“驚き”だけを追い求めない映画としての丁寧さがある。
秀逸な映像美、緻密な演出と演技力に支えられ、とても上質な映画に仕上がっていると思う。
何と言っても、ジョニー・デップが良い。
ネタバレになるので詳しくは言わないけれど、終盤のクライマックスにおける彼のパフォーマンスは“絶品”である。役者の目つきに、背筋が凍りそうになったのは久しぶりだ。
ジョニー・デップはもちろん昔から存在感抜群の俳優であった。そして、今、世間的にも絶大な人気を誇るようになり、俳優として確固たる円熟期を迎えた。と思ふ。
「シークレト・ウィンドウ SECRET WINDOW」
2004年【米】
鑑賞環境:DVD
評価:7点


コメント