「スコルピオンの恋まじない」

2005☆Brand new Movies

 

よく思うことなのだけれど、良い映画監督というのは、女優を巧く撮る監督だと思う。
映画において、女優はまさに華であり、“華”を魅力的に映し出すことは、“良い映画”にとって不可欠なことだ。

そして、その点においてウッディ・アレンはとても優れている。
もちろん、その他にもウディ・アレンという監督を賞賛する点は数多くあるだろうけど、彼の映画において“女優”という要素はとても重要なものだと思う。

まあ、何が言いたいかというと、今作でウッディ・アレンの相手役を演じるヘレン・ハントが素晴らしくセクシーだということだ。
ビジュアルがというよりも、そのたたずまいそのものに、ハリウッド女優としての上質なセクシーさが溢れている。
それほど女優として派手なタイプではないのだけれど、「恋愛小説家」でアカデミー賞を獲った演技力は流石で、そしてその実力をしっかりと引き出したウッディ・アレンも、これまた流石だと思う。

独特の“大人のお洒落感”溢れたこの映画の雰囲気は、ウッディ・アレンならではだ。もうすっかり見た目は“小さなおじいちゃん”な彼だが、それでも自らプレイボーイを演じ抜く男の色気は健在だ。まだまだ上質のエンターテイメントを作り続けてほしいもの。

「スコルピオンの恋まじない The Curse of the Jade Scorpion」
2001年【米・独】
鑑賞環境:BS
評価:7点

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