ここ数年間において、世界における「レベル」を最も確実に上げているスポーツは、
サッカーでも、野球でもなく、女子バレーボールだと思う。
毎度のこと日本国内で開催される国際大会の度に、
過剰に取り上げるメディアの取り扱いには違和感と嫌悪感を感じるが、
ようやく本当に、“メダル獲得”という大目標が現実視できる「レベル」に到達してきたと思う。
まあ、女子バレーの場合は、到達というよりは「復活」という言い方が正しいのかもしれないが。
そして、メダル獲得をかけた世界バレー2010の昨夜の準決勝戦。
対戦相手のブラジルは、この十数年間で60戦近く対戦しているが、勝利数はわずか5勝あまり。
世界ランキング1位の強豪国との対戦は、そもそも敗色濃厚だったと思う。
結果としては、やはり及ばなかった。
ただ、これほど悔しいブラジル戦は、これまで見たことがない。
2セット先取からの逆転負けという結果自体は、実はまだ納得ができる。
ブラジルとの力差はまだまだあると思っていたからだ。
悔しかったのは、フルセットの全セットが“接戦”だったことだ。
試合経過は、まさに互角の展開だった。その上での「敗戦」が物凄く悔しい。
とにかく、もはや「メダル獲得」は、メディアに煽られた過剰な目標設定ではない。
今の全日本女子チームには、その資格と力量が充分に備わっている。
今夜のアメリカとの3位決定戦。全力で最終戦勝利を飾ってほしい。

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