西島大介

個人的な趣向として、「混沌」や「混乱」という言葉を追求することがよくある。
映画や音楽においても、本質的にそういうものを突き詰めている作品が好きだったりする。

日常の中に実は潜む「混沌」や「混乱」という事象をエキセントリックに描き出す漫画作家という点で、今、西島大介がアツイ。

ポップで可愛らしい作風から強烈な反逆性をもって奏でられるブラックで、辛辣で、残酷な混沌の世界観と、垣間見える一寸の光。

シンプルな表現で、果てしない深淵な闇を表現する稀有なクリエイターだと思う。

凹村戦争(おうそんせんそう) (Jコレクション)凹村戦争(おうそんせんそう) (Jコレクション)
(2004/03/24)
西島 大介

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宇宙戦争と受験生 「未来」対する果てしない絶望と、一抹の希望。

世界の終わりの魔法使い (九龍COMICS)世界の終わりの魔法使い (九龍COMICS)
(2005/02/19)
西島 大介

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かわいい“最凶”魔法使いの戦いと恋。

アトモスフィア (2) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)アトモスフィア (2) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)
(2006/04)
西島 大介

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西島大介的「ドッペルゲンガー」
「自分自身」との存在をかけた戦い。怖い。

ディエンビエンフー 1 (1) (IKKI COMICS)ディエンビエンフー 1 (1) (IKKI COMICS)
(2007/08/30)
西島 大介

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独自の観点から荒唐無稽に描き出す「ベトナム戦争」
リアリティのない滑稽な程に残酷な混沌。だが、それこそ戦争というもののリアルな狂気ではないか。


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