続・一夜明けて

「惨敗」から一夜明け、皮肉にも晴れ渡った空の下、一抹の疲労と眠気を感じながら、図書館へ行く。

昨日の面接先から「一晩明けて、もう一度応募の意思を確認したい」とのことだったので、その電話をしなければならなかった。が、なにぶん相当な「電話嫌い」なので、なかなかしきれず、「夕方前に電話しよう」と勝手に決めて、空いた時間を図書館で過ごした。

涼しい館内で、好きな小説家の「不倫」と「南米」にまつわる短編集を読んだ。

魅惑的な南米アルゼンチンの雰囲気を感じながら、意識の一部で「電話」のことを気にしながら……。

半分ほど読んだところで、電話をするために静かな場所に行き、電話をした。

昨日の面接と同様、また大いにドモってしまい、また個人的に落胆……。まあ応募の「意思」を伝えるだけだから大した問題ではないのだが。

まったくいつからこうも「小心者」になってしまったのか……と一瞬思ったが、「元々そうだ」ということに気づき、あれこれ考えるのをやめて、再び図書館へ戻り短編集の残りを読んでしまうことにした。

短編集を読み終え、ウェブデザインソフト関係のHow to本を借りて図書館を出た。

もう時刻は夕方なのに、一瞬で汗ばむほどの陽気を感じながら、これから先の人生で「アルゼンチンへ行く」ということが果たしてあるだろうか。ということを、思いながら帰った。

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