「犯罪」は、もはや日常生活の中にはびこっている。
と、口を揃えて言ったところで、まだまだ日本人は自分が犯罪に巻き込まれるなんて思っていやしない。
と、いうことを昨日思った。
腹を空かして家に帰るやいなや、妻が血相を変えて詰め寄ってきた。
懐中電灯を突き出して、言った。
「車が大変なことになった」
ドアのガラスが割れているという。どこかでぶつけたのかと思いきや、そうではなかった。
“車上荒らし”だった。
下りて見てみると、見事に右後ろのドアの窓が割られていて、何も無かった。
近所のガキのいたずらかとも思ったが、どうやらバッグが盗られているらしい。
キレイに窓ガラスだけが割られていることを考えても、「盗難」には間違いなかった。
とりあえず警察を呼んで、現場検証と指紋採取をしてもらい、被害届を出した。
幸い、盗られたバッグはそれほど高価なものではなかったし、車の修理も保険で何とかなるらしいので、
大きな実害はなかったとは言えるが、とんだことだった。
これくらいのことで「犯罪」に巻き込まれた何て言うのは大袈裟かもしれないが、
危険やアクシデントは、本当にすぐそばにある時代なのだと思う。
笑えないことだ。
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