前日の二次会(から三次会、四次会)を午前3時に切り上げて帰ったかいがあり、
ハネムーンへの出発当日は、余裕をもって起きることが出来た。
先ずは、昼過ぎの羽田便に搭乗するため、松山空港へ。
妹に借りたトランクをゴロゴロと引き連れながら空港を歩きつつ、
「おお、海外旅行っぽいな」とほくそ笑む。
程よく(?)二日酔いだったので、それほど食欲は無かったけど、
松山への旅行客らしい人たちが食べていた「じゃこかつ」が美味しそうだったので、
夫婦そろって買って、「美味い美味い」と食べた。
実は、じゃこかつって食べたことがなかった。あんなに美味いものとは知らなかった。
「美食の発見」は、旅の醍醐味である。(松山空港にて……)
搭乗手続きのため列に並んでいると、見送りに来ていた母親が別の列を指差して小声で言った。
「二宮清純や」
スポーツジャーナリストの二宮清純が、淡々と搭乗手続きをしていた。
県民だし、有名人としては地味ではあるが、
スポーツフリークの僕と母親にとっては、かなり熱い遭遇である。
(ちなみに、隣の新妻に教えると、「誰それ?」と言われた……)
有名人との遭遇も、旅の醍醐味だ。(松山空港にて……)
待ち合いロビーに上がると、噂の「ポンジュース蛇口」を見つけた。
ローカルニュースで見聞きしてもちろん知ってはいたけど、実際に見るのは初めてだった。
家族そろって蛇口に並び、タダで提供されるポンジュースを「美味い美味い」と飲んだ。
こういう地方ならではの面白体験も、旅の醍醐味だ。(松山空港にて……)
そんなこんなで、飛行機の主翼の先ってあんなに曲がっていたっけ?と思いながら、
二宮清純と同じ便で東京へ向かった。
→つづく。


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