ハミルトン島での最終日も、空と海は青く、雲は白かった。
終始、「まるで楽園のようだ」という南の島に対する常套句が揺るがなかったように思う。
最後の朝は、宿泊したホテルのプールサイドに隣接するレストランで朝食を摂った。
メニューは3日間同じのバイキングメニューだったが、最後となると、既に食べ慣れたパンケーキの味も名残惜しい。
出発までの数時間は、土産物を買ったり、冷たいスムージーを食べたり、眩しい程に煌めくプールサイドで過ごしたりして、瞬く間に過ぎた。
たった3日間過ごしただけだけれど、
ハネムーンだし、初の海外だしで、僕の人生においてこの島の印象はとても強いものになっただろう。
島の小さな空港の、空調があまり効いていなくて、少し暑い出発便ロビーで、そう思った。
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