#アクション

2025☆Brand new Movies

「皇帝のいない八月」“今この瞬間にも存在し得る狂気と、名優が演じた無知な乗客の意味”

渡瀬恒彦演じる主人公の、“軍人”としての憂いと憤り、そこから端を発した“狂気”に対して、現代の日本人としてまったく共感できない。ただし、その共感性の欠如を、「理解できない」と一笑に付し、この映画の本質を見誤ることもまた愚かだろう。
2025☆Brand new Movies

「アマチュア」“プロットとキャスティングで勝利した未来の発掘良品候補”

分析官の男が、愛する妻を殺害された怒りと、自身が所属する組織に対する失望からいきり立ち、前代未聞の復讐劇を繰り広げるというアイデアが、スパイ映画の系譜の中でも新しく、エキサイティングだった。
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「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」“決して小さくなかったであろうマルコヴィッチの穴”

MCUに対する個人的な“再燃”を期待し、面白さを確信していた「ファンタスティック4」の最新リブート作だったけれど、明確な“不完全燃焼”に終わってしまったことは否めない。いろいろと問題点や弱点が散見される作品だったが、端的に言ってしまえば、「映画が下手」ということだと思う。
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2025☆Brand new Movies

「劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」“戦いに狂う浮世、数百年に渡る悲しみと絶望”

圧倒的な空間美と様式美、そして、人なるもの、鬼なるものに共通する世の無常と無情。その世界観は、まるで歌舞伎のように普遍的な美意識と、人間模様に彩られ、一つ超越したクリエイティブに到達していたようにすら感じる。
2025☆Brand new Movies

「スーパーマン」“やや愛犬が活躍し過ぎな、今この世界に必要なヒーロー映画”

ヒーロー自身の背景や成長過程は最小限に省略して、彼が不器用なまでにひたすらに人々を守り続ける様を描き連ねた映画世界には、ジェームズ・ガン監督が今この時代だからこそ、「スーパーマン」という映画に込めた価値と矜持が溢れていたように思う。
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「ビーキーパー」“現実世界のフラストレーションを打破する「養蜂家」の痛快”

横行する振込詐欺グループの“巣窟”を、殺人マシーン、いや“養蜂家”のジェイソン・ステイサムが急襲する。荒唐無稽なキャラクター設定による、ニヤニヤが止まらないアクション展開は、あまりにも非現実的だけれど、それを確固たるエンターテインメントとしてまかり通すのがステイサム映画というもの。
2025☆Brand new Movies

「F1/エフワン」“今この瞬間に命と金とプライドを賭ける映画人たちの矜持”

映画史を彩ってきたあらゆる「王道」が、映画上のレース展開とは違ってコースから逸脱すること無く、清々しいくらいに堂々と繰り広げられる。そこには、監督と主演俳優をはじめとする製作チームにおける、映画製作に対しての「自信」がみなぎっていたように思えた。
スバラシネマReview

おヒサシネマ!「アイアンマン2」“10年越しで現れた本作の真価と、ブリッジとしての役割”

自分自身としても興味深いのだが、その後MCU各作品の鑑賞遍歴を経て、本作の再鑑賞を重ねると、見返す度にその面白さが高まっている。そして、初見時に感じたマイナス要素は、180度逆転していることに気づく。
スバラシネマReview

おヒサシネマ!「アイアンマン」“RDJのキャスティングこそが、MCUの大発明”

「エンドゲーム」での一つの大きな区切りを経て、“フェーズ4”以降新たに展開された“マルチバース・サーガ”。マルチバースという文字通りの大風呂敷を目いっぱいに広げて、MCUの世界観をまさに別次元へと押し広げるべく各作品が生み出されたわけだけれど、正直言ってその試みは、「成功」しているとは言い難かった。
2025☆Brand new Movies

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」“MCUが提示した今この世界に必要な新たなヒーロー像”

圧倒的な強者と対峙し、重すぎる「職責」を背負ったニューヒーローが、敵を倒すのではなく、“対話”で事態を収める——。その姿は、派手さや超人性とは無縁でありながら、むしろ今この時代にこそ必要とされるヒーロー像に思えた。
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