2026-09

2026☆Brand new Movies

「カマキリ」“若者たちは殺し合いながら成長していく”

前作でもその名前のみ登場し、“キル・ボクスン”と並ぶ手練れと説明されていた“カマキリ”が本作の主人公。前作を観た段階で、このキャラクターが続編への布石となることは明らかだったが、本作は「キル・ボクスン」の続編というよりは、その“カマキリ”を主人公にしたスピンオフという位置づけが正しいと思う。
2026☆Brand new Movies

「ジュラシック・ワールド/復活の大地」“科学的空想を牽引した「知性」の喪失により、シリーズはどこへ向かうのか”

私にとっては、“サム・ニールといえば「ジュラシック・パーク」”という印象が揺らぐことは、この先もないだろう。そしてそれは、その逆もしかりで、“「ジュラシック・パーク」といえば、サム・ニール”なのである。無論、この創造世界を生み出したスティーヴン・スピルバーグや、原作者のマイケル・クライトンの偉大さは疑わないけれど、映画史に残るこのフランチャイズを支え、「顔」となったのは、間違いなくサム・ニールだった。
2026☆Brand new Movies

「シャドウズ・エッジ」“生き残り続ける二人のロートルに賞賛と共にムチを打つ”

とっくに“高齢者”と呼ばれる年齢に達した稀代のアクションスターにおいては、当然ながら老いや衰えを感じる。そこには、「ポリス・ストーリー」の時代のように、エネルギーがほとばしるアクションやユーモラスは鳴りを潜め、無表情で一見しょぼくれた、“ロートル”としてのキャラクター性がすっかり板についている。
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ!「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」“12年ぶりの悪夢は、脳裏に定着しないまま記憶の断片のみが残り続ける”

このアニメーション映画は、まさに「悪夢」という表現がふさわしい。満を持して公開される新作長編を目前に控えて、TVシリーズを再鑑賞。そして、[新編]と銘打たれた本作を12年ぶりに再鑑賞した。その光景はまさに、12年ぶりに蘇った「悪夢」だった。
スバラシネマex

スバラシネマex「魔法少女まどか☆マギカ<TVシリーズ>」“魔法少女界隈の世界線を超えて、彼女の慈愛は届き続ける”

「まどか☆マギカ」シリーズの最新劇場版作品がついに公開されるということを知り、慌てて“復習”することにした。未鑑賞だったテレビアニメ版を再び一気見。改めて魔法少女たちの悲壮と覚悟の様に打ちのめされる。
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ!「スワロウテイル<4Kリマスター>」“そして、また私は現実と「円都」の境界線を見失い続ける”

およそ30年前、たぶん中学3年生だった私は、レンタルビデオ店で1本の日本映画を借りてきて、自室で一人鑑賞した。その映画は、当時“趣味”として映画を観始めたばかりで、地元の映画館で封切られる大衆向けの娯楽映画を中心に観ていた中3の少年にとっては、とても艶めかしく、猥雑で、エキセントリックだった。
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