2025-12

☆スバラシネマAWARDS☆

スバラシネマAWARDS☆2025“勧善懲悪が成立しない時代、映画は多彩な「正義」を生み続ける”

今年の映画ライフを象徴する言葉は、「正義」だったと思う。実生活の仕事においても、「正義」というキーワードをキャッチコピーに用いた案件が進行中ということもあり、個人的な価値観においても、改めてその言葉の意味と立ち位置に思いを巡らせることが多かった。
スバラシネマReview

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」“誇り高く戯け続けた者たちへ、改めてあの言葉で感謝を捧げる”

半年間の遅れを巻き返して、何とか全話を2025年内に観終えることができた今、思うことは、やはり現代のエンタメ好きの一人として、このドラマを避けることは出来なかったし、もしあのままスルーしてしまっていたならば、それは自覚のない不幸を背負うことだったとすら思う。
2025☆Brand new Movies

「ロボット・ドリームズ」“犬とロボットが織りなす普遍的で美しい出逢いと別れ”

“特別”ではない出会いと、別れ。それはきっと、この世界に生きるほとんどすべての人たちが、知らず知らずの内に繰り返している人生の機微だろう。一つの友情や愛情が、人生を通して何十年も続くこともあろうし、決して手放したかったわけではないのに、いつの間にか途切れ、霧散してしまうこともある。
2025☆Brand new Movies

「ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン」“教会内を支配する光と闇が、人間の本質を浮かび上がらせる”

ダニエル・クレイグが名探偵“ブノア・ブラン”を演じるミステリーシリーズ第三弾。
過去二作においても、“007”のパブリックイメージからの脱却と、オリジナルの名探偵像の構築に成功してきたダニエル・クレイグだが、本作では長く伸びた髪に髭も蓄え、風貌的にもすっかりと板についた名探偵を好演している。
2025☆Brand new Movies

「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」“F先生の「SF」の物足りなさを噛み締めながら、来年の名作リメイクを待ちたい”

年の瀬の休日の午後、暇を持て余している息子と共に、久しぶりにドラえもん映画を鑑賞した。
来年(2026年)、ファン待望の「のび太の海底鬼岩城」のリメイク作公開を控えるなか、息子ももう小学5年生。一緒にドラえもん映画を観るのは、来年が最後になるかもしれないな。
2025☆Brand new Movies

「ウィキッド ふたりの魔女」“映画史と現実世界の境界線を越えたアメージングな映画体験”

ありふれた言い回しになってしまうが、そこに表れていたものは、本作の映画世界を通じた「絆」であり、それはこの映画作品がアプローチし描き出しているものが、正真正銘に芳醇であることの証明だと思えた。
2025☆Brand new Movies

「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」“語られなかった祖父の記憶を伝える使命”

20年以上前に亡くなった私の祖父は、かの大戦時、南方諸島の前線に送られたと聞いている。過酷な戦場で、時には虫やトカゲを食して、命を繋いだということを、“祖母”や“父”から聞いた。祖父本人の口から、そういった前線の実情を直接聞いたことはなく、実子である私の父や伯母にも、当時のことはほとんど話さなかったらしい。
2025☆Brand new Movies

「フランケンシュタイン」“名もなき怪物に注ぐ愛情の1/3でも「人間」に興味を持ってくれたならば……”

“フランケンシュタイン”という呼称が指すものが、天才科学者が生み出してしまった“怪物”のことではなく、科学者本人の名前であることを知ったときは、いささかショッキングだった。(子供の頃に観ていた「怪物くん」の影響が大きいことは明らかだろう)
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました