2025-07

2025☆Brand new Movies

「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」“決して小さくなかったであろうマルコヴィッチの穴”

MCUに対する個人的な“再燃”を期待し、面白さを確信していた「ファンタスティック4」の最新リブート作だったけれど、明確な“不完全燃焼”に終わってしまったことは否めない。いろいろと問題点や弱点が散見される作品だったが、端的に言ってしまえば、「映画が下手」ということだと思う。
2025☆Brand new Movies

「劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」“戦いに狂う浮世、数百年に渡る悲しみと絶望”

圧倒的な空間美と様式美、そして、人なるもの、鬼なるものに共通する世の無常と無情。その世界観は、まるで歌舞伎のように普遍的な美意識と、人間模様に彩られ、一つ超越したクリエイティブに到達していたようにすら感じる。
2025☆Brand new Movies

「正体」“主人公と主演俳優の中に等しく存在する「人たらし」の魅力”

今年は、横浜流星という俳優にハマりつつある。(いやハマっている)これまで何となく演者として軽薄な印象を持ってしまっていたけれど、今年鑑賞した「片思い世界」そして「国宝」での役者としての“華”が本物であることを痛感した。そして、半年遅れで鑑賞し始めたNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」を見進めていくに伴って、その思いはさらに深まっている。
2025☆Brand new Movies

「スーパーマン」“やや愛犬が活躍し過ぎな、今この世界に必要なヒーロー映画”

ヒーロー自身の背景や成長過程は最小限に省略して、彼が不器用なまでにひたすらに人々を守り続ける様を描き連ねた映画世界には、ジェームズ・ガン監督が今この時代だからこそ、「スーパーマン」という映画に込めた価値と矜持が溢れていたように思う。
2025☆Brand new Movies

「ラストマイル」“歩くよりも少し早いベルトコンベアーから降りる勇気を”

世界で最も有名な某巨大オンラインマーケットを題材にして、その配送センターや物流経路を舞台とした本作は、あらゆる側面においてとても現代的な作品だったと思う。現代人にとって、極めて身近な生活インフラが、現在進行系でもたらしている“功罪”を、巧みなストーリーテリングで捉えた佳作であることは間違いない。
2025☆Brand new Movies

「ビーキーパー」“現実世界のフラストレーションを打破する「養蜂家」の痛快”

横行する振込詐欺グループの“巣窟”を、殺人マシーン、いや“養蜂家”のジェイソン・ステイサムが急襲する。荒唐無稽なキャラクター設定による、ニヤニヤが止まらないアクション展開は、あまりにも非現実的だけれど、それを確固たるエンターテインメントとしてまかり通すのがステイサム映画というもの。
ひとりダ・ヴィンチ

小説「国宝」上下巻

映画「国宝」を観終えて、10日あまり、小説「国宝」上下巻を読了。講談師の語りのような独特の文体で綴られ、描き連ねられたものは、歌舞伎という芸に人生を捧げ、国の宝の称号を得た一人の人間がたどり着いた境地。それは、「狂気」なんて言葉すら生ぬるい…more
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