Takeru Shiraishi

スバラシネマReview

おヒサシネマ!「ジュラシック・パーク」 “姉弟の叫び声と共に再び恐竜王国へ”

最新作「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の劇場鑑賞前に、シリーズ全作を見返してみようと思いたち、1993年の第一作を久しぶりに鑑賞。劇場での初鑑賞から二十数年あまり、幾度も見返していると思うが、映画史に残る娯楽超大作のエンターテイメントは決して色褪せない。
スバラシネマReview

「オールド」映画レビュー “適切な死の順番、束の間の幸福”

詰まるところ、人間にとっての最大の脅威は「時間」であるということ。「時間」というものの非情さと残酷。それに直接的に脅かされた時、またはそれを独善的に操れると知った時、人間は狂気と慈愛の狭間で混乱し、混沌を生む。
スバラシネマReview

「ソー:ラブ&サンダー」映画レビュー “中身の乏しさと、ロキ不在という物足りなさ”

タイカ・ワイティティ監督らしいエキセントリックな表現やキャラクターたちの言動はユニークだけれど、ストーリーの根幹に存在すべきテーマがひどく散漫で、愛すべき“おふざけ”がただの“緩み”のまま終始してしまっており、中身の乏しい映画に仕上がってしまっている。
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ひとりごとの記憶40s

動揺

帰ってきた子どもたちを近くに呼び寄せた。まず言わずにはいられなかった。「どんなに上手くいかなくても、どんなに不満があっても、暴力は絶対に駄目だ」と、伝えきる前に、なぜだか感情が極まって、涙が溢れてきた。伝えようとしたことは、改めて言うまでも…more
スバラシネマReview

「ラストナイト・イン・ソーホー」映画レビュー “現在と過去との交錯が浮き彫りにする罪と闇”

“ソーホー”とは、ロンドン中心地に位置する1エリアのこと。そういうロンドンという街の歴史や、文化的な文脈に精通していれば、より一層この映画の魅力は増大したことだろう。
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「ナイル殺人事件」映画レビュー “嗚呼、なんて不憫な名探偵”

随分前から動画配信サービスのマイリストに入りっぱなしになっていたケネス・ブラナー版の「オリエント急行殺人事件」を鑑賞し、立て続けにその続編である本作「ナイル殺人事件」を鑑賞。異国情緒溢れる豪華絢爛な映画世界をトータル4時間分堪能して、取り敢えず満腹感は大きい。
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「オリエント急行殺人事件」映画レビュー “王道に溢れる豪華絢爛な様式美”

とても真っ当に「豪華絢爛」な映画だったと思う。豪勢に作り込まれた列車内の美術や調度品、雪原を突き進む急行列車の雄大な風景、そして昨今ではなかなか見られない“オールスターキャスト”。それらの娯楽要素がこの映画企画の中核であることは間違いなく、求められるクオリティでしっかりと仕上げてみせている。
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「Adam by Eve: A Live in Animation」映画レビュー “欅坂の長編MVなら良かったのだけれど”

どういう類いの作品であるかをろくに確認せずに、Netflixのピックアップに上がっていた中から作品時間のコンパクトさに惹かれて鑑賞。実写とアニメーションが融合した興味をそそる映像世界ではあったけれど、存在すら知らなかった気鋭アーティストの“長編MV”だった。
スバラシネマReview

「トップガン マーヴェリック」映画レビュー “世界No.1映画スター(映画バカ)によるミラクル”

トム・クルーズがトム・クルーズであることを貫き通したことが、また一つアメージングなエンターテイメントの傑作を生み出したのだと思う。そう断言してしまっていいくらい、本作にはトム・クルーズという“映画人”の生き様が凝縮されている。
ひとりごとの記憶40s

チャールズとアドルフ

昨夜のNHKのドキュメンタリー番組「映像の世紀 バタフライエフェクト」の「ヒトラーVSチャップリン 終わりなき闘い」がとても興味深かった。まずこの二人の歴史的人物の誕生日が僅か“4日”違いであることに驚いた。何という宿命。まったく正反対の思…more
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