
愛娘が寝静まっていて、あまり大きな声を出すと、
隣に居る愛妻に怒られるということもあったが、
終始祈るように、女子バレー3位決定戦の3セットを観た。
日本が韓国に対してストレート勝ち。
28年ぶり悲願の銅メダルを勝ち取った。
先発起用に応え試合を通して素晴らしいパフォーマンスを見せた迫田さおりが、
ブロンズメダルポイントを決めた瞬間、声を押し殺して何度も何度もガッツポーズをした。
日本がオリンピックのメダルから遠のいて久しく、
「メダル獲得」という目標が無惨な結果に蹴散らされるシーンを何度も観続けてきた。
僕らの世代のバレーボールファンにとっては、日本がオリンピックでメダルを獲得するなんてことは、
正直夢物語のように思え、遠い過去の栄光を虚しく追い求めているだけに見えた期間もあった。
それでも、真鍋監督が就任したこの4年間は、少しずつ確実な成長を見せ、
次第に世界ときちんと勝負ができるようになってきたことに、期待が膨らんだ。
そうしてようやく辿り着いた快挙。
世界最終予選のふがいなさもあり、本番前の期待は決して大きくはなかった。
そんな中で訪れた千載一遇のチャンスをものにした全日本チームは見事だった。
この銅メダル獲得は、きっとこの先のさらなる飛躍に繋がる。
そんな新しい「未来」が開かれたことが、バレーボールを愛する者としてとても嬉しい。


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